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【輸入盤】
'81年にアルバム1枚をリリースしたのみで消滅してしまったが、産業ロック/メロディック・ロック・ファンには隠れた名バンドとして高い評価を獲得しているSTEEPLECHASEのフロントマンJoe Lamontが'85年に発表したソロ・アルバム。
STEEPLECHASEはどらかといえば70'sHRの流れを汲むバンドでしたが、こちらは80's中盤に作られたアルバムだけあり、煌びやかなKey、キャッチーなメロディなど、もろに80年代の産業ロック影響下のサウンドに仕上がっています。プロデュースにPeter Bunetta & Rick Chudacoff、GtではDan Huffが全面バックアップという事で、モロにAOR路線を想像させる布陣ではありますが、その内容は意外とハードな側面をもったもの。Dan Huffもこの手の参加では珍しくソロまでしっかりとGtを弾いていたりと楽曲によってはGIANTを彷彿とさせる面もチラホラ。甘くなりすぎず、地味になることもない適度なハードも保ったメロディック・ロックの名作です。
JOE LAMONT