【国内盤】 【2012年2月29日発売】 主にライヴ・パフォーマンスにおいて、GUNS N' ROSEのAxl Roseが影響を受けたと公言していたRichard Blackが在籍したL.A.メタル・バンド。L.A.メタルの中でも最も早い時期である’79年にRichard(当時はRick Czernyと名乗ってた)とSpencer SercombeによるSHARKSが結成。82年に自主制作アルバム『ALTAR EGO』をリリースした後、SHARK ISLANDに改名して86年にインディペンデントでアルバム『S'COOL BUSS』をリリースする。すでにL.A.メタル・シーンでは大御所にして最後の砦の様な存在となっており、ようやくメジャーと契約した彼等は89年に本作である『LAW OF THE ORDER』をリリースする。所謂L.A.メタル的な華麗さや明るさを押し出すのではなく、若干毒気のある独特なRichardの声と、特徴的なSpancerのギターを軸にしたハード・ロック・サウンドを聴かせた。さすがに古参バンドだけあって楽曲の充実度も高く、未だL.A.メタルの名盤として語り継がれている作品。ボーナス・トラックにサントラ『BILL AND TED'S ECELLENT ADVENTURE』に収録された「Father Time」と「Dangerous」、サントラ『POINT BREAK』に収録された「My City」がボーナス・トラック。さらに89年7月14日のライヴ6曲(『ALIVE AT THE WHISKEY』)と2曲のライヴ音源を追加したボーナスCDがセットになった2枚組。