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【国内盤】
【2015年3月25日発売】
暗闇の中、ステンドグラスのひび割れから差す一筋の光・・・ ダーク・メタルからネオ・プログレッシヴの領域に、カタトニアの“もうひとつ"の美学が聖なる壇上でとばりを上げる! 2014年5月ロンドンのユニオン・チャペルで行われた幻想と神秘に満ちたカタトニア最新ライヴ映像! 【日本字幕付 /日本語解説書封入】
1991年にストックホルムで結成したカタトニアは1993年、『Dance Of The December Souls』でデビュー。暗く陰鬱なデス/ドゥーム・メタル・サウンドによって、初期パラダイス・ロストやアナセマへのスウェーデンからの回答と呼ばれる。1990年代後半、デス・ヴォイスを徐々に排除、クリーンなヴォーカル主体になっていったことも、その盟友たちと共通する方法論だった。徐々にプログレッシヴで耽美的な方向へと変化していった彼らは、2012年に『Dead End Kings』を発表。ヘヴィネスとアンビエンスの融合がひとつの完成系をみた作品として、メタル界の枠を超えて高い評価を得ている。
だが、彼らの“進化"と“深化"はそこで終わらなかった。続く『Dethroned & Uncrowned』(2013)はなんと、『Dead End Kings』を全曲アコースティック・アレンジした“番外編"アルバム。そして、その世界観をさらに押し進めたのが、本作『サンクティテュード』だ。2014年5月16日、ロンドンのユニオン・チャペルでライヴ・レコーディングされた本作。19世紀に建設され、今日でも教会として使われているこの会場は独特のムードとサウンドの響きを持つことで知られ、プロコル・ハルムやデヴィッド・バーンもライヴ・レコーディングを行ってきた。カタトニアはロウソクの灯りの下、荘厳な雰囲気で演奏を繰り広げている。
「アクションよりもアトモスフェアを重視した」とバンドが語る演奏は、『Dethroned & Uncrowned』の音空間をさらに拡げていったものだ。最新作からの「アンドゥ・ユー」「リシアン」は教会というロケーションを得て、もはや崇高なる賛美歌のような響きをたたえている。また、過去の楽曲も同様のスタイルで『The Great Cold Distance』(2006)からの「イン・ザ・ホワイト」、『Last Fair Deal Gone Down』(2001)からの「ティアーガス」、『Viva Emptiness』(2005)からの「スリーパー」「ワン・イヤー・フロム・ナウ」「オメルタ」「エヴィデンス」などが、楽曲のアンビエンスをさらに強調したスタイルで、再臨(リザレクション)を果たす。
ライヴ演奏はエレクトリックとアコースティック楽器を交えながら、よりベーシックな内面を露わにするアレンジを施したものだ。ヘヴィネスを残しながらも、かつての“デス=死"への志向は希薄であり、“生"へのセレブレーションに満ちたものだ。ラスト「ザ・ワン・ユー・アー・ルッキング・フォー・イズ・ノット・ヒア」にはザ・ギャザリングの女性ボーカリスト、シリェ・ヴェルヘラントがゲスト参加。そのサウンドにさらなる深みをもたらしている。闇より黒いデス/ドゥーム・メタルから、透き通ったネオ・プログレッシヴへの旅路は、カタトニアというバンドの軌跡を集約した、“サンクティテュード=清め"の過程だ。
またボーナス映像としてドキュメンタリー『ビヨンド・ザ・チャペル』を収録。トータル66分にわたって、この記念すべきライヴのバックステージ模様、インタビューなど貴重なフッテージを見ることが出来る。
ーメンバー-
ヨナス・レンクス(ヴォーカル) / アンデシュ ・“ブラックハイム"・ニーストロム(ギター) / ニクラス・“ニル"・サンディン(ベース)
※仕様は予告なく変更になることがあります。あらかじめご了承下さい。
【仕様】
・DVD
・収録時間:ライヴ本編 約80分 ボーナス映像 約66分 / 画面サイズ 16:9 / 日本語字幕付き(MCのみ)
KATATONIA / カタトニア
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SANCTITUDE / サンクティテュード<DVD>
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SANCTITUDE / サンクティテュード<DVD>
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