METALレコード・ライフのすすめ

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2016.08.06

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METALレコード・ライフのすすめ

レコード盤人気が高まって久しいですが、HEAVEY METAL/HARD ROCKのアナログ盤も実はたくさんリリースされています。
やはりモノとして持っておきたいのなら大きなジャケット、針を落とす感触、あえてアナログな作業を通して聴くことでその作品への愛着もまた違ってきます。
今だからこそ、メタルをレコードで!!



AC/DC / エーシー・ディーシー / BACK IN BLACK<VINYL>
AC/DC / エーシー・ディーシー / HIGHWAY TO HELL<LP>
ARTIST:AC/DC ARTIST:AC/DC
TITLE:BACK IN BLACK TITLE:HIGHWAY TO HELL
 担当者:お茶ノ水ハードロック/ヘヴィメタル館 伊東  担当者:渋谷パンク・ヘヴィメタル館 頭山
これまでの総売り上げ枚数は5,000万枚に迫る、バンドの代表作であり、これぞロック史に残る歴史的大名盤!おそらく世界一有名な鐘の音と共に、亡きボン・スコットへの鎮魂歌で始まり、その後も最後まで一切ダレることなく名リフ~名リフ~名リフの嵐!一生聴き続けられる名作!AC/DCを初めて聴く方もまずは本作からがオススメ!そして、今までCDで聴いていた方もこの機会にぜひアナログでどうぞ!極限までにシンプルで無駄のない、格好良いロックが聴きたければまずこれを聴こう! 80年発表6thアルバム。  捕まったり、認知症になったり、難聴になったり、最近何かと辛い話題が多いAC/DC。そんな時だからこそ、朗らかでカラッとした彼ら流のハード・ロックを思い出したくなる。バンドの当時の勢いをが反映されたかのような、ノリにノリまくったグルーヴと、歪みすぎずな如何にも70年代なオーバー・ドライヴ・サウンドがとても心地よい。「先生、どれも同じ曲に聴こえます。」そういう方は、ビールの一杯でも呑みながら覚えるまで繰り返し繰り返し聴こう。

AEROSMITH / エアロスミス / ROCKS<LP>
ARTIST:AEROSMITH ARTIST:AEROSMITH
TITLE:AEROSMITH TITLE:ROCKS
 担当者:新宿ヘヴィメタル館 廣兼  担当者:新宿ヘヴィメタル館 廣兼
"野獣生誕"。この邦題最高です。その名の如くボストンからハードロックの野獣が産声を上げ、後のハードロック、ヘヴィメタルシーンに多大な影響を与える存在となりました。賛否は分かれる一枚ですがMTVくさくて聞いちゃいられない01年頃の作品なんかよりずっといいです。ライヴでのナンバーも多く名曲揃い、"Mama Kin"は多くのアーティストにカヴァーもされその作品の完成度の高さはご周知のとおり。かなり荒削りな音ですがそれもまた良し。センスの良さと技術が比例しないのでいい曲を持て余してます。しかしデカイ音で聴けば何の問題もありません。  エアロスミスの歴史を語る上で、いや、ハードロックの歴史を語る上で欠かすことのできない一枚であることは間違いないエアロ至上最高傑作と呼び声高いモンスターアルバム。決して媚びない音でメインストリーム にのりだし、儲かって仕方がなかった時期の彼らのため息が出るほど完璧な一枚。天才っているもんですね。捨て曲なしとはこのこと。鳥肌モンのかっこよさ!一曲目Back In The Saddleでぶっ飛びます。駆け引きなし、エアロ節炸裂の逸品。奴らは本物の怪物です。

DEEP PURPLE / ディープ・パープル / MACHINE HEAD<LP>
ARTIST:ANTHRAX ARTIST:DEEP PURPLE
TITLE:AMONG THE LIVING TITLE:MACHINE HEAD
 担当者:新宿ヘヴィメタル館 石村  担当者:お茶の水ハードロック/ヘヴィメタル館 山崎
Joey Belladonna加入後2作目となる87年発表の本作は、ザクザクと斬り刻むギター・リフで徹頭徹尾疾走し続ける純スラッシュ・メタル作品。Joey Belladonnaによる歌心溢れるヴォーカルはとにかくキャッチーで、手首が千切れんばかりにひたすらリフを刻み続けるギターはスラッシュ・メタルの何たるかを体現している。安定感のあるプレイでボトムを支えるリズム隊も完璧。「Caught In A Mosh」や「Indians」、「Among The Living」等の名曲も収録。間違いなくスラッシュ・メタルのマスター・ピースと言い切れる。  80年代にメタルを聞き始めた僕たちが70年代のハード・ロックを遡る時、まずはZEPの4枚目とコレを聞かなきゃ始まらなかった。ハード・ロックの共通言語。楽曲の完成度とかは、ある意味メタリカで言えばブラック・アルバム的なノリといったらたぶん70年代のご先輩方には怒られるかもしれないけど・・・。僕はラストのスペース・トラッキンがとにかく好き!ギランのシャウトを!

BLACK SABBATH / ブラック・サバス / BLACK SABBATH<LP+CD>
BLACK SABBATH / ブラック・サバス / PARANOID<2LP / BLACK VINYL>
ARTIST:BLACK SABBATH ARTIST:BLACK SABBATH
TITLE:BLACK SABBATH TITLE:PARANOID
 担当者:横浜西口店 / 猪崎  担当者:横浜西口店 / 猪崎
誰に聞いても絶対にこのバンドの名前しか挙がらないであろう、HEAVY METALの教祖、BLACK SABBATHによる1STアルバム。暗く冷たい雨の中に響く悪魔の音階と鐘の音。このイントロこそがHEAVY METAL、現在に到るまでのEXTREME MUSICその全ての祖と言っても過言ではありません。重さ、メロディ、そしてグルーヴ感。どうしても言語化しようもない衝撃がこのアルバムにはある。HEAVY METALだけでなくROCK、そして全ての音楽ファンに必携していただきたい1枚!「好きなレコードを1枚だけ世界中の人にプレゼントできる権利」をもらえたら絶対にこのアルバムにします! HEAVY METALはただ音だけを聞いて楽しむ「音楽」じゃない。信念や意志をも聴く「音楽」だ。WAR PIGS、そしてIRON MAN、あの時代にあの言語でよくもこんな言葉を爆音で叫べたものだと感嘆しかありません。その時の社会の中で、知識による御託を並べるのではなく、ひとりの人間として率直な曇りない感情を叫ぶ!それがHEAVY METALだ!!!というのを最もシンプルに感じられるアルバムです。さすがサバス!

DREAM THEATER / ドリームシアター / IMAGES AND WORDS<LP>
DREAM THEATER / ドリームシアター / FALLING INTO INFINITY<LP>
ARTIST:DREAM THEATER ARTIST:DREAM THEATER
TITLE:IMAGES AND WORD TITLE:FALLING INTO INFINITY
 担当者:新宿ヘヴィメタル館 / 大塚  担当者:営業部 / 渡
当時、約9分半に及ぶ名曲「Metropolis - Part I」を聴いて衝撃を受けたメタル・リスナーは数知れず・・言わずと知れたプログレッシヴ・メタルの最高峰による92年2ndアルバム。メタルとプログレッシヴ・ロックの融合という事で、ここまで完成度の高い作品はそうそう出てこないでしょう。最初からラストまで、まるで隙のない楽曲構成と複雑でありながら耳に残る美しいメロディー、静と動のバランス感覚が見事過ぎて誰も文句は言えない奇跡の作品。これで、「Another Hand - The Killing Hand」が入ってたら大満足。とにかく、この名曲の数々と流れは本当に素晴らしい。 2代目鍵盤奏者・Derek Sherinianが参加した唯一のフル・アルバムとなった97年発表の4th。ファンの間でも評価の分かれているアルバムで、否定的な評価も目にする作品ではありますが、「Image And Words」でのポップ性、「Awake」でのダークでヘヴィな世界観を経て到達を果たした“プログレッシヴ・メタル”としての成熟を感じさせる一枚でもあります。もともとレベルの高かった演奏、楽曲構築力が更にワンランク上へと上がると同時に、バンドのもつ様々なバックボーンが凝縮された多彩な表情がたまらなく魅力的。美しいメロディとアコギのしっとりとした音色で聴かせる「Hollow Years」は、シンプルながらもバンドの高いメロディ・センスを堪能できる名曲です。

DANGER DANGER / デンジャー・デンジャー / DANGER DANGER<LP>
EUROPE / ヨーロッパ / FINAL COUNTDOWN<180G AUDIOPHILE>
ARTIST:DANGER DANGER ARTIST:EUROPE
TITLE:DANGER DANGER TITLE:THE FINAL COUNTDOWN
 担当者:営業部 / 渡  担当者:営業部 / 渡
「危険」を連呼するバンド名を関する4人組の奏でるサウンドは、物騒なバンド名とは180度異なる危なさ0のどこまでもポップでキャッチー、とにかく「売れる」音を追求したご機嫌なアメリカン・ロックのど真ん中。80年代、隆盛を極めたHM/HRシーンのなかでもBON JOVIやNIGHT RANGERが得意としたスタジアム・ロックの良い取りな華やかな楽曲のオンパレード。とくに一度聴いたら耳から離れず一緒に歌えるサビの作り方はずばぬけたものがあります。グランジ/オルタナ・ブームの足音が感じられる80年代後半のデビューということで商業的にはデビュー作のそこそこの成功に留まるものの、楽曲の質は個人的には前述したバンドをも超えると思っています。現在も活動を継続してるバンドは今年、LOUD PARKに参戦決定。あの大ステージとオーディエンスで聴く「ROCK AMERICA」は絶対盛り上がるんでしょうね!!  EUROPE最大のヒット作にして、名曲「Final Coundrdown」を収録した86年発表の3rdフル・アルバム。アルバムを通して聴くと、全世界26カ国のチャートを制覇したオープニング・ナンバー「Final Coundrdown」の印象がずば抜けてはいますが、それ以外にも「Rock The Night」「Carrie」「Cherokee」など世界市場を意識したメジャー感と北欧ならではの清涼感を共存させた彼らならではの名曲が満載。北欧メタル人気の先駆け的な一枚であると同時に、80年代メタル・シーンを語るうえでも避けては通ることができない名盤です。ちなみに自分が店舗勤務だった数年前は当社メタル専門館では大晦日営業の最後に「Final Coundrdown」をかけるのが恒例だったのですが・・・今はどうしてるんでしょ?

GUNS N' ROSES / ガンズ・アンド・ローゼス / APPETITE FOR DESTRUCTION
GUNS N' ROSES / ガンズ・アンド・ローゼス / USE YOUR ILLUSION I
ARTIST:GUNS N' ROSES ARTIST:GUNS N' ROSES
TITLE:APPETITE FOR DESTRUCTION TITLE:USE YOUR ILLUSION I
 担当者:A横浜西口店 / 猪崎  担当者:渋谷パンク・ヘヴィメタル館 / 頭山
兎に角かっこいい!!!外見も音楽も。他には何も言うことがありません。針を落としたら最後、プレイヤーの前で息を吐く間もなく微動だにできなくなる。それほど隙のないアルバム。GUNS N'ROSESを1枚も持っていない方、問答無用でこちらをどうぞ!寧ろもうこのアルバムさえ持っていれば死ぬまで毎日楽しめます。ちなみに、EXTREME MUSIC一直線だった私がこのアルバムの良さに気付いたのはつい最近です。。。気付けて良かった!出逢って良かった!この歳からでもまだ人生観変えられます。しかもこんな何十年も前のアルバムに。だからレコードってすごいんです!  90年代は、メタル冬の時代とはいうけれど、このアルバムが出た時はまだまだそんな気配なんか一筋もない。16曲76分とアホみたいにヴォリューミーで、はっちゃかめっちゃかオモチャ箱みたい。ビリビリ来るハード・ロックに緩い曲、涙ちょちょぎれるバラードまで聴きどころ満載だ。こんなアルバムが2枚同時リリースとは、改めてGUNS N' ROSESのスケールのバカデカさを感じた。「Don't Cry」なんて無理なこと言わないでくれ。ハンカチ必須の名曲に、人目を憚らず泣いても良いんだよ...。

HELLOWEEN / ハロウィン / KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART I<LP>
HELLOWEEN / ハロウィン / KEEPER OF THE SEVEN KEYS PART II<LP>
ARTIST:HELLOWEEN ARTIST:HELLOWEEN
TITLE:KEEPR OF THE SEVEN KEYS PART 1 TITLE:KEEPR OF THE SEVEN KEYS PART 2
 担当者:渋谷パンク・ヘヴィメタル館 / 頭山  担当者:営業部 / 渡
カボチャの煮付けも良いけど、カボチャのパワー・メタルはもっと人気。日本のメタル・ヘッドなら誰もが鳥肌を立てた美味しさを誇るこのアルバム。私も例に漏れず鳥肌を立てた一人でして、冒頭「Initiation」~「I’m Alive」の流れにどれほど心を熱くしたことか。この曲のギター・ソロのキメの部分に来ると、どうしても完全にイッたヤバい顔になってしまうのが最近の悩み。10分超えの大曲はあれど、アルバムがスッキリと纏まっていて聴きやすくオススメです。日本のメロディック・パワー・メタルシーン繁栄の礎となった輝かしい名盤だと思います。 メロディック・パワー・メタルの原点にして最高峰!!多くのフォロワーを生み出し今なお多くのバンドたちに直接/間接的に多くの影響を与え続ける歴史的名作。もともとは2枚組でのリリースを予定していたという前作『Keeper Of The Seven Keys Part I』のアウトテイクに新曲を加えたかたちで制作された88年発表の3rdフル。オープニングを飾る「Invitation」~「Eagle Fly Free」の圧巻の流れをはじめ、「Dr. Stein」「I Want Out」などバンドの代表曲が多数収録された楽曲単位、アルバムの流れともに一切の隙を感じさせない強力な仕上がり。現在のメロパワ/メロスピ・バンドたちのような派手さこそないものの、根本部分は原点とも言える本作にて完成しているといっても過言ではないでしょう!!

IRON MAIDEN / アイアン・メイデン / IRON MAIDEN<LP>
IRON MAIDEN / アイアン・メイデン / NUBMER OF THE BEAST<LP>
ARTIST:IRON MAIDEN ARTIST:IRON MAIDEN
TITLE:IRON MAIDEN TITLE:THE NUMBER OF THE BAEST
 担当者:横浜西口店 / 猪崎  担当者:横浜西口店 / 猪崎
IRON MAIDENの1STアルバム!は、みんなが知ってるED FORCE ONEのパイロット、Bruce Dickinsonがボーカル!ではない!!IRON MAIDENといえばハイトーンボーカルの代名詞的なバンドですが、初期2枚はハイトーンではなく、吐き捨てながらもちょっぴり歌うタフで前のめりなボーカルスタイルが魅惑的なPaul Di'Annoがボーカル。楽曲はドラマチックなHEAVY METALな展開丸出しのIRON MAIDENそのもの。『The Trooper』が大好きでHEAVY METAL道へ入門した私ですが今じゃこの1STアルバムが最もお気に入りのIRON MAIDENの作品です。 こちらの3RDアルバムから、みんな大好きBruce Dickinsonがヴォーカル!1曲目からのハイトーン大炸裂もすごいが、やはり特筆すべきはアルバムタイトル曲。A面をうっとりと堪能した後B面にひっくり返すと・・・なにやら不穏なナレーション。なんと「異端の書」であるヨハネの黙示録!そして「666!」と叫ばれたらもうたまんないですよね。革ジャン、聖書、悪魔、そして一緒に合唱できるキャッチーなメロディにヘヴィで疾走感ある楽曲。HEAVY METALの醍醐味満載なアルバムです!

IRON MAIDEN / アイアン・メイデン / POWERSLAVE<LP>
KISS / キッス / DESTROYERS {RESURRECTED}<LP>
ARTIST:IRON MAIDEN ARTIST:KISS
TITLE:POWERSLAVE TITLE:DESTROYER: RESURRECTED
 担当者:横浜西口店 / 猪崎  担当者:横浜西口店 / 猪崎
私が初めて聴いたHEAVY METALアルバム。自分が生まれる前の作品にこんなにも衝撃を受けて人生を変えられるだなんて、いつなんどき何と出逢うか何が起こるか全くわからないものですね。学校のベランダでひたすら熱唱していました。捨て曲なしの全8曲、IRON MAIDENにどこから入ろうか思案中の方にはその第一歩に是非選んでいただきたい1枚です。個人的にIRON MAIDENの最重要ポイントはアグレッシヴすぎる指弾きベース!他のHEAVY METALバンドと一線を画している大きな要素のひとつだと思います。 『You Wanted the Best!? You Got the Best! The Hottest Band in the World, KISS!!』もうこれだけで大興奮!KISSのライブは必ずこの掛け声から始まる。1975年からずっと変わらず。爆発的に売れた初めてのアルバムはスタジオ作品ではなく、なんとこのライヴアルバム!今では名盤中の名盤とされている初期3枚が当初ちっとも売れなかっただなんて、とても信じられない話です。そんな私も、KISSの外見だけで敬遠していましたが、初めて曲を聴いたときには驚愕しました。ヘヴィ、かつキャッチーな極上のロックンロール!すっかり虜になり今じゃ立派なKISS ARMYです。

ARTIST:JUDAS PRIEST ARTIST:JUDAS PRIEST
TITLE:BRITISH STEEL TITLE:PAINKILLER
 担当者:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 池田  担当者:営業部 / 西
英国が世界に誇る ”鋼鉄神”、JUDAS PRIESTの'80年発表の6thアルバム。その愛称がつくきっかけとも言われる『Metal Gods』や、現在に至るまでライヴで愛され続ける『Breaking the Law』、『Living after Midnight』等の名曲が並ぶ。イギリス本国ではチャートの4位に食い込み、アメリカでも初めてのTop40入りを果たす。その後の'80年代のメタル・ブームを牽引するばかりか、更には現代に続くまでの、このバンドを絶対的な存在感を確立した超名作。 JUDAS PRIEST「第2のデビュー」と言われたヘヴィ・メタル史に残る屈指の名盤。若きスコット・トラヴィス(Ds)(ex.RACER X)を迎え入れた事により過去在籍ドラマーにはなかった高度なドラム・テクニックを獲得。より現代的なパワー・メタル・サウンドへと近づいた。当時のシーンに触発されたのかアルバム前半はスラッシュ・メタル寄りの攻撃的ナンバーで固め、アルバム後半はドラマティックな旋律が胸を高鳴らせる正統派ナンバーが締める。名曲「Painkiller」を筆頭に捨て曲なしのアルバムであり、メタル入門編にも最適のマスターピースである。

LED ZEPPELIN / レッド・ツェッペリン / LED ZEPPELIN IV<DELUXE EDITION  / 2LP>
ARTIST:LED ZEPPELIN ARTIST:LED ZEPPLIN
TITLE:LED ZEPPELIN II TITLE:LED ZEPPELIN IV
 担当者:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 松尾  担当者:営業部 / 田村
彼らの作品はどれもが個性的なものだが、その中でも本作は野性味溢れる一枚だ。超人的なツアー・スケジュールの合間に制作されたという本作は数々の伝説的な逸話と共に彼らの官能的な側面を浮き彫りにしている。楽曲的にはギター・リフの教科書と言えるプレイが目立ち、一度聴いたら忘れられないキャッチーさが素晴らしい。そして特筆すべきはボンゾのドラム・サウンドの立体感だろう。ドラムを叩くというより「部屋を揺らしている」とも言うべきサウンドが圧巻だ。こだわりの再生環境で耳を澄ますと、まるでLED ZEPPELINが同じ部屋で演奏しているような至福の錯覚に陥るだろう。 「Black Dog」「Rock And Roll」「Stairway To Heaven」というZEPの代表曲が収録されているA面に注目が集まりがちだが、個人的にはB面にこそ本作の良さが封じ込められていると思う。どうしてもボンゾのドラミングに耳が行ってしまう自分にとって、ボドムの効きまくった重量感たっぷりのドラミングが堪らなくかっこいい「When The Levee Breaks」は屈指の名曲だと思うし、ボンゾがスティックを4本持って叩いたという「Four Sticks」や前作路線のアコースティックな「Going To California」、軽快な感じの「Misty Mountain Hop」と佳曲揃いである。言うなればZEPの多面的な魅力が凝縮されている。と書くと少し大袈裟なような気もするが、いずれにしろ今作B面は完全に過小評価されていると思うのは自分だけだろうか?

MEGADETH / メガデス / PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING<LP>
MEGADETH / メガデス / RUST IN PEACE<LP>
ARTIST:MEGADETH ARTIST:MEGADETH
TITLE:PEACE SELLS...BUT WHO'S BUYING? TTITLE:RUST IN PEACE
 担当者:営業部 / 西  担当者:町田店 / 牧野
元々はCOMBAT REORDSからリリースされる予定で製作されていたが、CAPITOL RECORDSのティム・カーに見出されて、MEGADETHはメジャーへと移籍する。そして、移籍第1弾として発表されたのが本作。MEGADETHのサウンドと言えば、テクニカルなギター・リフや複雑な曲展開が特徴であり、デイヴ・ムステイン(Vo/G)自ら称する「インテレクチュアル・スラッシュ・メタル」が具現化された作品となった。今もなお、ライブで頻繁に演奏される「Wake Up Dead」、「Peace Sells」などを収録している。ジャケット・デザインはエド・レプカが担当。バンドのマスコットであるヴィック・ラトルヘッドが初めて絵として描かれた。 スラッシュ・メタル四天王の1つ、MEGADETHの90年発表の4thアルバム。ギタリストのMarty Friedman、ドラマーのNick Menza加入後の初作品。全米ゴールドディスクを獲得するなど、メインストリームを中心に、世界的にMEGADETHの知名度を最も上げた作品である。スラッシーでスリリングなサウンドに、テクニカルなリフやプログレッシヴ要素が強く出た本作は、スラッシュ・メタルファン、プログレッシヴ・メタルファンと、幅広いファンから指示されている。彼らが提唱する、インテレクチュアル(知的な)・スラッシュ・メタルを見事に体現した、まさしくMEGADETHらしいとも言える最高傑作である。

METALLICA / メタリカ / RIDE THE LIGHTNING<LP / REMASTERED>
METALLICA / メタリカ / MASTER OF PUPPETS<LP>
ARTIST:METALLICA ARTIST:METALLICA
TITLE:RIDE THE LIGHTNING TITLE:MASTER OF PUPPETS
 担当者:町田店 / 牧野  担当者:新宿ヘヴィメタル館 / 石村
84年に発表された、スラッシュメタル四天王の1つ、METALLICAの2ndアルバム。METALLICAを語る上ではハズせない、このアルバムでMETALIICAのサウンドが確立されたと言っても過言ではない1枚。前作で顕著に表れていた、若さ溢れる荒々しいスピーディーなサウンドはそのままに、ドラマティックさや叙情さが加わった、アルバムとしての完成度が非常に高い作品である。まさにメタルの教科書であり、メタルを聴くものであれば、 誰もが避けては通れない1枚だ。 86年発表の本作は30年の月日を経ても尚ヘヴィ・メタルの理想であり続けている。怒涛のようなアグレッションを叩きつけたかと思えば、息を呑む程の美しいメロディが飛び出す起伏に富んだ展開を見せる楽曲は、リスナーを途方もないドラマティックな世界に引き込む。リフやメロディひとつ取ってみても、そのどれもが秀逸で、まさにバンドが最高の状態にあった事を物語っている。Cliff Burtonが拘ったとされるドライな質感のサウンド・メイキングも奏功、音の輪郭が鮮明となり、リフのキレとメロディの美しさがより一層引き立つ結果に作用した。本作を足掛かりにバンドはスターダムへと駆け上がって行った。

MOTLEY CRUE / モトリー・クルー / SHOUT AT THE DEVIL
MOTLEY CRUE / モトリー・クルー / DR. FEELGOOD
ARTIST:MOTLEY CRUE ARTIST:MOTLEY CRUE
TITLE:SHOUT AT THE DEVIL TITLE:DR. FEELGOOD
 担当:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 齋藤  担当:新宿ヘヴィメタル館:石村
デビュー作『TOO FAST FOR LOVE』リリース当時、明星(だったような・・・)にHANOI ROCKとともに、KISSの次世代バンドとして紹介されていたことがキッカケでレンタル・レコード店へ。少々粗削りなサウンドとチープな衣装に魅了された懐かしい記憶が(笑)。そんな彼らが、サウンドもルックスもメジャー級に成長しリリースしたのが本作。MTV全盛期と相まって、「Looks That Kill」と「Too Young To Fall In Love」のビデオは、ここ日本でもヘヴィ・ローテーション。世界規模での人気を決定付けるとともに、L.A. METALムーヴメントを牽引することになった初期の最重要作。 バンド史上初の全米1位を獲得した、HR/HM史に残る、いやもはや音楽史に残るモンスターアルバム。ヘヴィでソリッドなギター・リフに、自然と身体が動き出してしまうダイナミックなグルーヴ。ロックンロールの魅力がこれでもかという程に凝縮された短すぎる45分間。レコードに針を落とした瞬間から、もうそこは危険な香り漂う夜のL.A.に。聴き終わった後は美女を侍らせたNikki Sixxが「最高にクールだったろう?」と耳元で囁き立ち去る後ろ姿を羨望の眼差しで見送る事しかできない。全編シングル・カットされていてもおかしくなかったであろう名曲揃い。MOTLEY CRUEを聞くならまずはこのレコードから。

MOTORHEAD / モーターヘッド / OVERKILL<LP>
MOTORHEAD / モーターヘッド / ACE OF SPADES<LP>
ARTIST:MOTORHEAD ARTIST:MOTORHEAD
TITLE:OVERKILL TITLE:ACE OF SPADES
 担当:北浦和店 / 高橋  担当:北浦和店 / 高橋
モーターヘッドに勢いを付けた爆走ロックンロールアルバム。強烈なナンバーが多数収録されているこのアルバムからよくライブでも演奏されていた。スラッシュ・メタルのルーツと言われているアルバムタイトル曲はツイン・バスドラムから始まり疾走するスタイルが堪らない。9曲目のメトロポリスは70年代のサイケな雰囲気に包まれることができる。レミーは2015年に惜しまれながらも急死したが、モーターヘッドファンが居なくなるなんて事は人類が絶滅するまであり得ない。 このアルバムメタルシーンを語る上で絶対に外せない一枚である。ヘヴィメタルは勿論の事スラッシュメタル、パンクシーンにも多大な影響を与えているこのアルバムを一言で表すなら暴走ロックンロールが正しいであろう。アルバムタイトル曲は特に疾走感に溢れレミーの魂が燃えたぎっているのが伝わってくる。このアルバムは1980年に作られたのに今の若きメタルヘッズの魂をも震わすこのアルバムはまさにメタルシーンにおいての最高傑作である。

OZZY OSBOURNE / オジー・オズボーン / BLIZZARD OF OZZ<30TH ANNIVERSARY VINYL EDITION>
ARTIST:OZZY OSBOURNE ARTIST:OZZY OSBOURNE
TITLE:BLIZZARD OF OZ TITLE:DIARY OF A MADMAN
 担当:営業部 / 西  担当:営業部 / 西
BLACK SABBATHを脱退したオジー・オズボーンは最愛のパートナーと言える若きギタリスト、ランディ・ローズ(G)と出会い、自身の名前をバンド名に冠したOZZY OSBOURNE BANDを結成。80年に本ソロ・デビュー作を発表した。ランディのギターはそれまでのロック・ギタリストにはないスタイルで、クラシック・ギターのテクニックと音階を応用。80年代メタル・ギターの基礎となり、エディ・ヴァン・ヘイレンと並んで、ルールブックを書き換えたと評されている。ロック・ファンであれば、一度くらいは聞いたことがあるであろう「Crazy Train」や「Mr. Crowley」といった名曲を収録している。 81年発表の2ndアルバム。前作と同じメンバーでレコーディングは行われたものの、レコーディング終了後にボブ・デイズリー(B)、リー・カースレイク(Ds)の2人が脱退。アルバム・インナースリーヴには後任として加入したルディ・サーズ(B)とトミー・アルドリッジ(Ds)を含むグループ・ショットが掲載されている。ビルボード誌のメインストリーム・ロック・チャートで2位を記録した「Flying High Again」や代表曲の1つである「Over The Mountain」などを収録。本作発表後のツアー途中の1982年3月19日、ランディ・ローズが飛行機事故で死去したため、本作はランディ在籍時としては最後のスタジオ・アルバムとなった。

KING DIAMOND / キング・ダイアモンド / ABIGAIL<LP>
PANTERA / パンテラ / FAR BEYOND DRIVEN<2LP>
ARTIST:KING DIAMOND ARTIST:PANTERA
TITLE:ABIGAIL TITLE:FAR BEYOND DRIVEN
 担当:営業部 / 田村  担当:新宿ヘヴィメタル館 / 大塚
この人の声はかなり好き嫌い分かれると思う。とにかくあの裏返ったような超高音ヴォイスとしゃがれ声のアクの強さに自分も初聴時は苦手意識を感じた。今作はヴォーカルの多重録音を駆使しているので尚更である。ただし曲展開の妙技やギターの旋律にはかなり惹かれた。ということでヴォーカルをガマンして数回聴いていたらいつの間にかこの声にハマっていた。ここまで異端的かつゴシック・ホラーな世界観を表現出来るヴォーカリストは稀代なる存在であると言いたい。そのキング・ワールドを嫌と言うほど堪能できるのがこの作品。あと、当時まだ無名だったアンディ・ラロークのギターがかなり重要な役割を担っていることも記しておきたい。 90年代ヘヴィネスの概念を塗り替えた、あまりに有名な名盤から約2年後にリリースされた3rdアルバム。顔を殴ったジャケットの次はガイコツにドリル(アナログでは尻にドリルで発売禁止に)!という暴れん坊な方々もご用達な作品。PANTERAやMACHINE HEAD出現後、誰もがチューニングを下げたスタイルが爆発的に広がりましたが、誰も真似できなかった故ダイムバッグ・ダレルによるギターの音色と個性的なリフ、ワーミーを使用したトリッキーな奏法など、色々な意味でも革新的なスタイルで、フィル・アンセルモの憤怒のヴォーカルもまた最高。徹底的に重たいですが、最後のBLACK SABBATHカヴァーで癒されます。

RAINBOW / レインボー / RISING
RAINBOW / レインボー / DOWN TO EARTH
ARTIST:BLACKMORE'S RAINBOW ARTIST:RAINBOW
TITLE:RISING TITLE:DOWN TO EARTH
 担当:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 山崎  担当:営業部 / 田村
深夜のFMでレインボーのアルバムを全曲流す特集やってて、それをカセットに録音して聞いてたのが僕のハード・ロック初期体験。ディオの時代でもっと様式美的で重厚なアルバムは、中学生の僕にはなんだか高尚なものに感じられたものです。スターゲイザーはリッチーの作り上げた、ある意味ハード・ロック・ボレロ。今聞くとやはり全編を通してコージーのドラムの凄みを実感。まさにレインボー黄金時代の幕開け! アメリカ進出を狙いポップな方向性を取るため、リッチーはロニーをクビにしてポップス畑で活動していたグラハム・ボネットを加える。これにより「All Night Long」や「Since You Been Gone」のような曲が可能になったのだが、一方でRAINBOW様式美を踏襲した「Lost In Hollywood」で凄味を発揮したことでグラハムはHRシンガーとしての才能を開花させた。この血管がブチ切れそうな程パワフルなグラハムの歌声はHM/HRのヴォーカリストとして完璧である。髪が短いという理由でリッチーにギターで殴られたり、盟友となったコージーが脱退してしまったりと散々だったかもしれないが、この作品がなければグラハムがHM/HRシーンに存在することはなかったのである。

ARTIST:RIOT ARTIST:SCORPIONS
TITLE:ROCK CITY TITLE:BLACKOUT
 担当:営業部 / 菅原  担当:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 村田
『怒りの廃墟』の邦題で'77年にリリースされた1stアルバム。2nd『NARITA』と双璧をなす衝撃のアート・ワークは、レコード・ジャケットを部屋に飾って毎日拝みたくなる逸品。ジョニー(あざらし)の悟りを開いたかのような美しい表情とバックに倒れる謎の黄色い人物、そして半端ない大爆発など、直前にいったい現場で何が起こったのか!?ジャケットを眺めて色々と想像を膨らませながら聴く泣きの名曲「Warrior」はまた格別。ガイ・スペランザ(Vo)のクールなハイ・トーンが主役の豪快なアメリカン・ハード・ロック・サウンドに酔うべし。 その胸の裡に燦然と輝く大名盤!スコーピオンズ最初の一枚に是非ともおすすめです!昔何回も聴きましたが今でも無性に聴きたくなって棚からひっぱり出してきて聴いています!アナログで聴くと、ハイテンション/ハイヴォルテージな幕開けから結果非常に高い高揚感を以て閉じられるA面と、ハードな熱量を伴ったままヘビィに深く沈み込んで行き、バンドの真骨頂である数多の人々の心を震わせたバラードにて締められる感動のB面!名リフ名フレーズのオンパレード!喉に支障をきたし療養を受けていたクラウス・マイネ氏の歌唱も、陰りなど一切感じさせず、伸びやかで美しく晴れ渡っており、時にパワフルで情感的で哀愁を感じさせます!名盤です!

RUSH / ラッシュ / Permanent Waves
RUSH / ラッシュ / MOVING PICTURES<LP>
ARTIST:RUSH ARTIST:RUSH
TITLE:PERMANENT WAVES TITLE:MOVING PICTURES
 担当:営業部 / 田村  担当:営業部 / 田村
本来”プログレッシヴ”とは急進的/革新的なことを示す。一部DJENTやポスト・メタル、デス/ブラック・メタルから派生した奇天烈なバンド達等”プログレッシヴ”と言える存在もいるとは思う。しかしながらDREAM THEATER(以下DT)以降テクニカルでドラマティックなメタルを踏襲するバンドは数多く出現しており、”プログレッシヴ・メタル”なるサブ・ジャンルも浸透している。そしてこれらの多くはDTの手法模倣の範疇に過ぎないのだが”プログレッシヴ=DTスタイル”の図式が成立するという本末転倒な現象が起きているのである。それだけDTがHMシーンに革新性をもたらしたということなのだが、そのDTはRUSHから影響を公言している。(続く) (続き)RUSHはHRをベースに緻密に練られた曲展開構成や卓越しきったテクニックにより革新的サウンドを創った。その点においてDTはRUSHの影響を強く受けていると思う。ところがその緻密さや技巧的要素が大きくクローズ・アップされることでHMファンの間でRUSHには高尚でIQの高い音楽という曲解が生まれてしまったことも確か。そしてRUSHを聴かず嫌いしている向きも多いのではないか。しかしRUSHはあくまでもHRであり親和性の高いメロディが主軸を担っており小難しい音楽ではないのである。特にこの時期のRUSHは物語を読み進めていくような感覚でも聴ける作品が並んでいる。HMサイドに広がる”プログレッシヴ”の様々な矛盾の多くはRUSHが解決してくれると思う。

SLAYER / スレイヤー / REIGN IN BLOOD<LP>
ARTIST:SLAYER ARTIST:THIN LIZZY
TITLE:REIGN IN BLOOD TITLE:JAILBREAK
 担当:横浜西口店 / 猪崎  担当:お茶の水ハードロック・へヴィメタル館 / 齋藤
帝王SLAYERの名盤中の名盤である代表傑作『REIGN IN BLOOD』!若い世代のメタルヘッズにとってはSLAYERこそがメタルバンドのイメージそのものなのではないでしょうか。私は確実にそうです。SLAYER=メタル!兎に角速くてうるさくて激しい音楽を求めさまよっていた時、SLAYERに出逢い全てが満たされました。轟音の海の中、弾丸のように飛んでくる重低音と鋭利な刃物のような殺傷力の高いリフ。正統的なHEAVY METALからはどう見ても異端、そこがまた「メタル」らしい!彼此30年も前にリリースされたアルバムとはとても思えないほど、今聴いても十分に刺激的。リリース当時の衝撃なんてもう想像を絶します! アメリカのBILLBORD TOP 20にもチャートインした彼らの出世作。ブライアン・ロバートソンとスコット・ゴーハムによるツイン・リード・スタイルの完成形をみた作品。ライヴではメドレー形式でプレイされた「Cowboy Song」、「The Boys Are Back In Town」をはじめ、タイトル曲など彼らの代表曲を多数収録。メロディをしっかり抑えるというよりは、少々字余り気味ながらも流れるように言葉を紡いでいくフィルの独特なヴォーカルと、哀愁漂うツイン・リードが絶妙なバランスで共存する、彼らにしかなしえない唯一無二なサウンド。隠れた哀メロの名曲「Fight Or Fall」も絶品。

VAN HALEN / ヴァン・ヘイレン / VAN HALEN(REMASTERED)<180GRAM VINYL>
VAN HALEN / ヴァン・ヘイレン / 1984(REMASTERED) <180GRAM VINYL>
ARTIST:VAN HALEN ARTIST:VAN HALEN
TITLE:VAN HALEN TITLE:1984
 担当:渋谷パンク・ヘヴィメタル館 / 頭山  担当:営業部 / 渡
アメリカのスーパー・ヒーロー、衝撃の78年1stアルバム、今から40年近くも前の作品。40年ってオイオイ、私のタマシイがまだ前世の前世の肉体に宿っていた時の話じゃないか。ナウい平成高校生であった私が、ハード&ヘヴィという極道に身を投じる導火線となったこのクリアなサウンドは、とても40年前とは思えないもの。ブライトな響きのある楽しげなハード・ロックに音楽の世界の広さを感じてワクワクしました。VAN HALENストライプを施したママチャリ乗りを見かけたなら、それは紛れもない私であります。 David Lee Roth在籍最終作(後に復帰)となった83年発表の通算6作目のフル・アルバム。ギターヒーロー・Eddie Van Halenの姿をあえて抑え、シンセを中心にした楽曲構成をとることで、最終的に1,000万枚を超える大ヒットを記録。だれでも一度はイントロを耳にしているであろう「Jump」を筆頭に、「Wait」「Panama」「Hot for Teacher」の4曲のシングルヒットを生み、問答無用、ハードロックのみならず80年代のロック史に残る名作の一枚となった。
 

WHITE LION / ホワイト・ライオン / PRIDE<LP>
ARTIST:WHITE LION ARTIST:WHITESNAKE
TITLE:PRIDE TITLE:WHITESNAKE
 担当:営業部 / 渡  担当:営業部 / 渡
 「BIG ON JAPAN」。日本のみで人気を誇るバンドたちの総称です。そんな日本で人気に火がついたバンドの中には、その後本国でも成功を収めるものたちが出てきました。このWHITE LIONもそんなアーティストのひとつです。デンマーク出身のシンガーMike Trampの声とセンスが生み出すウェットで哀愁を感じさせるメロディが日本人の好みにフィットしたのか、彼らの1stは日本のみでリリースされ、人気を博します。そして87年にリリースされた2ndとなる本作がアメリカでも見事スマッシュ・ヒットを記録します。残念ながらこれ以降、大きな成功には恵まれませんでしたが、名曲「Wait」を筆頭に、アメリカのバンドながらも欧州的な香りを持つ現在のFRONTIERS RECORDSなどが得意とするメロディアス・ハードの原点と言えるようなサウンドは今聴いても色あせることありません。  David Coverdale(Vo)、John Sykes(G)、Neil Murray(B)、Aynsley Dunbar(Dr)という編成で制作、『白蛇の紋章〜サーペンス・アルバス』の邦題でも知られる87年発表の7thフル。古典的なブリティッシュ・ハードロックと80年年代ならでは華やかな大衆性が融合させることで生み出された本作にて、それまで苦戦をしていた全米ビルボード・チャートで初のトップ10入りを果たす。本作リリース時は、David以外のメンバーが既にバンドを脱退。シングル「Still Of The Night」のミュージック・ビデオにはその後正式メンバーとして加入するAdrian Vandenberg(G)、Vivian Campbell(G)、Rudy Sarzo(B)、Tommy Aldridge(Dr)らが出演、ツアーも彼らと行っている。なおリリース当時、US盤とUK盤が存在し収録曲や曲順が異なっている。(日本盤はUS盤と同じ)

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