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エミー賞ドラマ部門6部門〈作品賞、監督賞、作曲賞ほか〉受賞! 全世界を興奮の渦に巻き込んだTVシリーズ『LOST』のサントラ盤がダイナミズム溢れるDSDリマスタリングで登場! 今やハリウッド映画音楽界を代表する作曲家となったマイケル・ジアッキノの出世作。元音源の良さを最大限に生かしつつ、さらに踊るように活き活きとしたサウンドに昇華。 また、情報量だけでなくリヴァーブやアンビエンス成分といった空気感も飛躍的に向上させ、気持ちの良いサウンドに!
オリジナル音源 : VARESE 2006/3/21
※DSDリマスタリングとは?
元マスターのデジタル信号を、最新機器を用いDSD(Direct Stream Digital)でリマスタリングする手法。より原音に忠実で、アナログライクなサウンドを通常のCDでもお楽しみ頂けます。
DSDマスタリングに用いられる<MSマスタリング>という手法によって、センター音像は力強く定位し、サイド音像は高域を美しく伸ばしつつ、左右だけでなく前後にも広がっています。巨匠たちが生みだしたサウンド・トラックの名盤が、繊細かつダイナミックな「超立体的三次元サウンド」で生まれ変わりました。まったく新しいサウンドでありながら、それぞれの年代へのタイム・スリップを楽しんでいただけたら幸いです。
マスタリング・エンジニア 葛巻善郎氏のマル秘メモより
マスタリング前音源の特徴
・なんと『24 -TWENTY FOUR-』と同じく 2004年の作品。
・『24 -TWENTY FOUR-』と比べるとサウンドの質は雲泥の差。 作曲/編曲/演奏/録音&ミックス・マスタリングといった音楽制作における各行程のバランスがとても良く、それぞれプロフェッショナルさを感じる。
・サウンドの方向性はドラマの内容に多少影響されるのだろうけど、それにしても『24 -TWENTY FOUR-』はひどく、『LOST』は素晴らしい。同じ国、同じ年代、同じような制作環境でどうしてこうも違うものが出来るのか。
・若干低音が膨らみ過ぎだが、これはおそらく作品の背景的な狙いかと思われる。
・この時代の作品にしては思わずこちらが心配してしまうほど高域のキツさがなく、かなりナチュラルな質感。
・ただし広がりは横方向にしかなく、よって全体的には狭いイメージがしてしまう。
今回のマスタリングの聴き所
・今年の春の機材新調から始めた「2014年版 葛巻サウンド」、奥行き感に代表されるサウンド・ステージの広がりが特徴で、これには低域と高域の広がりも含まれる。よって、マスタリング時にかける真空管EQ(プラグイン)で、21kHzより上を一目盛りカットするとちょうど気持ち良い空気感になるのだが、この作品では逆に一目盛りブーストしている。といっても、この作品だけのマスタリングであればその処置は必要なく、今回は50タイトルからなるシリーズなので、他の作品から遠ざからないようにこの処置をした。つまりは元音源のミックス&マスタリングにおいて、刺激的な高域がまったく含まれていない、ということ。この時代の商業ベースの作品で、このような素晴らしいサウンドを作ったスタッフに最大級の敬意を捧げたい。
・同様に低域も膨らんでいくので、他の作品よりも中低域のこっそりカットを増やしている。
・唯一、リマスタリング前で残念な奥行き感のなさをMSコンプとDSDマスタリングによりフォロー、LCRの中間や前後上下などあらゆる空間から音が聴こえる。
・今回のDSDマスタリングの良さは、M24を聴けば顕著にわかる。 リマスタリング前では、アコースティック・ギターは全体の中に隠れるように存在しているが、マスタリング後は踊るように生き生きとしている。また、情報量だけでなくリヴァーブやアンビエンス成分といった空気感がリマスタリング前に比べると飛躍的に向上、気持ちの良いサウンドになっている。
・葛巻サウンドとマイケル・ジアッキノの作品は相性が良いのか、今回のシリーズの中では『M:i:III』同様、素晴らしい仕上がり。もちろんハイレゾ大推薦!!
MICHAEL GIACCHINO / マイケル・ジアッキーノ