2,409円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
1983年、次々とヒットを飛ばしていたプロデューサー、トレヴァー・ホーンを中心に結成。世界が初めて耳にするサンプリング技術を駆使し、様々な「ノイズ」を実験的にコラージュしてポップ音楽に昇華させたのが、彼らアート・オブ・ノイズ。
■日本盤オリジナル紙ジャケ仕様生産枚数限定盤、2008年再発記念レア・ボーナス・トラック収録、メンバーのポール・モーリィによる扇動的ライナーを本邦初訳出、オリジナル解説(和訳):オットー・フレーク(ポール・モーリィ)、対談(再録)砂原良徳×小野島大
これさえ聴けば初期AONのすべてがわかるZTT期のベスト的作品。オリジナル・デビューアルバム 『誰がアート・オブ・ノイズを・・・』 に、デビューEP 「Into Battle」 と 「Moments In Love」 のシングルに収録されていたトラックを加え再編集された。トレヴァー・ホーン・プロデュースの手腕が光るアート・オブ・ノイズZTT初期時代の軌跡を再確認できる名盤。 (オリジナル・リリース: 1984年)
バイオグラフィー:
実験的手法で「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ !!
本来裏方の録音エンジニアやスタジオ・ミュージシャンといったひとたちが、当時最新鋭の技術であった“サンプリング”を駆使して、車のエンジン音や物を叩く音など身のまわりのノイズを再構築することで音楽に仕立て上げ「騒音の芸術」を生みだした革新的グループ。
83年のデビュー当時はZTTのボスであり数々のヒットを生んだ名プロデューサー、トレヴァー・ホーンの覆面ユニットであるとの噂以外、プロフィールが明かされずライヴも行わない謎のアーティストだったが、後に、トレヴァーの指揮の下、アン・ダドリー、JJ・ジェクザリク、ゲーリー・ランガン、そしてブレーン的にジャーナリストのポール・モーリーが参加していたことが明らかになる。
トレヴァーの発明と言われる“オーケストラヒット”はじめ、当時1000万円以上したサンプラー「フェアライトCMI」によって作り出されたサウンド・コラージュ。ヒップホップにも多大な影響を与えた、重いビートのミニマルなダンストラックの多いアート・オブ・ノイズであるが、美しくメランコリックな「モーメンツ・イン・ラヴ」という代表曲もある。これは、数々のCMなどに起用されたほか、マドンナの結婚式で使われた。また後年の「レッグス」は、ミスター・マリックのテーマ曲としても有名だ。
ZTTから離れよりポップなアプローチに向かった彼らは、「ピーター・ガン」でグラミー賞を獲得。90年に一旦解散するが、98年にトレヴァー、ポール、そしてアン・ダドリーによる再結成が実現、ドビュッシーを題材にしたこのアルバムをリリースしてツアーも行った。
ART OF NOISE / アート・オブ・ノイズ