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ベースがリーダーですが、メンバー的にはいつものマッシモ・ファラオのトリオ編成!リバーサイド盤が有名な巨匠ベーシスト、サム・ジョーンズのトリビュート・アルバム。と言う事で、選曲がバップ中心。そこが、一歩間違えるとポップスまがいになってしまいそうな選曲のマッシモ・トリオとは違う所。
王道のラウンジ・スタイルを得意とするマッシモですが、こうやって改めて聴いてみると、やはり、この人、華がある。荒削りさすら感じるエモーショナルなプレイは、そんじょそこらのピアニストとは一線を画しています。リズム隊の二人は元々強力だし。粋なスイングでガンガンに攻め立てる「UNIT 7」など、恐ろしくカッコイイ!3曲でテナー奏者が入ります。マッシモの新たな一面が垣間見れるピアノ・トリオ秀作です。(A)
今はどうなんだろう、サム・ジョーンズって。受け入れられんだろうか。世間一般の思惑はわからないが、ボクは少なくとも「DEL SASSER」聴いて感激しました。支持したいですねコレ。この作品のベースの人はサム・ジョーンズが勿論で色々さまざま研究したにちがいない。サム・ジョーンズの心地の良いベースライン、手法が随所に聴けて楽しい。『SOUL SOCIETY』『DOWN HOME』『VISITATION』などを聴いていた20年前を思い出しました。サム・ジョーンズのベースってホントジャズらしいなとこのMICHELのベースを聴いてあらためて思いましたね。曲もサム・ジョーンズ所縁の曲が多くて楽しめた。「I GOT BAD」「GIRL TALK」「UNIT 7」「ASK ME NOW」「SAM SACK」「MINORITY」「WORK SONG」「MONK'S MOOD」「OLEO」など。テナーが数曲で参加しているが、『CURRENT STATE』(STEEPLE CHASE)というCDを出している若手である。(Y)
MICHEL ROSCIGLIONE(b),MASSIMO FARAO(p),BOBBY DURHAM(ds),MARTIN JACOBSON(ts),GIORGIO ROSCIGLIONE(b)
MICHEL ROSCIGLIONE
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