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ポスト・バップな音を追う方に、これは必聴のアルバム。
SMALLSにおけるLIVE録音。それにしても、96年という年は何と、勢いのあった年であったのだろう。ジョシュア・レッドマン〜ブラッド・メルドウによるMOODSWINGや、メルドウ初のピアノ・トリオ作が録音された94年辺りを境にNYは一つの新しい世代が噴出し始め、様々な才能が世の中に出た。今を時めく、KURT ROSENWINKELの存在が、ポール・モチアンのエレクトリック・ビバップにおいて騒がれだしたのも、ちょうどこの時代だ。そして、この録音は、そのKURTの1STと同時期の同じSMALLSのライブである。実にディスコグラフィーをひっくり返せば、まだ、MARK TURNERもワーナーからメジャー・デビューする前になるが、契約をしたかしないかの時期、すなわち、最も勢いがあり、ハングリーな時代の音がここにはある。ライブ、ということもあろうが、マーク・タウナーの興奮が生き生きと、ここまで伝わってくる音源など、あったろうか?そのマーク氏をやはり、各曲ソロの中心に置きつつ、各人張り合うソロもエキサイティング!リーダーのOMER AVITALは、つい先日O(OMER AVITAL)A(AARON GOLDBERG)M(MARK MIRALTA) TRIOで来日。ドライブ感溢れるラインと、美しいアルコでそのピアノ・トリオをグイグイとひっぱる演奏を楽しませてくれたが、このライブでは、ツワモノ・サックス4人をフロントにファンキーかつ美しいサウンドを聴かせてくれる。OMER自身、また、観客の歓声!?にもその場の興奮の程が伝わってくる! 9.11前のある種、90年代の頂点の一つといっても過言でない演奏の記録。上記メンバーの演奏を追いかけてきたリスナーの方には、虚飾なく、必聴のライブ録音の登場です。
■MARK TURNER(ts), GREGORY TARDY(ts,fl), MYRON WALDEN(as), CHARLES OWENS(ts),OMER AVITAL(b), ALI JACKSON(ds)
[ 1996 ]
OMER AVITAL / オメル・アヴィタル