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衝撃EP 『Reset』がリリースされるずっと前から、彼が作った(もちろんブートの)KelisやMr.Oisoのミックス盤が血眼になって探されるもっと前から、、MadlibやMF Doom達が彼らのハーコーなパーティーで彼のレコードを回し始めた、、、そんな前よりもこのFlying LotusことSteven EllisonはL.A.だけではなく世界中のアーティスト達、早耳なビートジャンキー達から大注目を浴びていた。それは、彼がJazz界の伝説John ColtraneとAlice Coltraneを叔父と叔母に持つという生い立ちだけではなく、ポストJay Dillaと言わしめる程の存在感と卓越したセンスをあわせ持ちビートジャンキー達に新たなサウンドを再定義しようとするその姿勢に他ならない。
その実力はAmmoncontactのCarlos Ninoが編纂し「Plug Reseach」よりリリースされた「The Sound Of L.A. Volume 2」に収録された他、Jilles Peterson主宰のBrownswood Recordingsの名コンピ「Brownswood Bubblers 2」にも収録される程。そして2008年、遂に必然性のもとにかの「Warp」が次なる世代のアーティストとしてFlying Lotusを選ぶ。今作、の幕開けは歪んだアナログ・ノイズから始まり、(あなたがもしアナログ・ユーザーであれば)部屋の中でヤバい1枚に遭遇し心を踊らせたあの頃へと時間を戻す。そしてここから未来へと一気に瞬間移動させ、時にキックとスネアの乱打にウネウネとシンセ・ベースが迫り(#.2、#.6)、爽やかなコーラス・ループをドス黒いビートが塗り潰す(#.3、#.4)。そして彼の真骨頂である、硬質ドラムにシンセ/サンプルが重層的にブレンドされたコズミックかつ太いビート(#.9)。類い稀な音楽的センスが矢継ぎ早に送り出される中、例) Dr.DreとSnoop、TimbalandとMissy、PortisheadのGoeffとBeth…のような、トラックメイカーとヴォーカリストの絶妙な組み合せで魅せる#.13 with Dolly、#.17 with Laura Darlington (The Long Lost)等。。
彼がポスト・モダンR&Bのトップ・プロデューサーの最前列に位置づけされるのは確実。Autechre、Aphex Twin、Prefuse73の流れを組みながらリリースするこのレコードは間違いなくビートジャンキーのみならず音楽ファンを未来へと誘う名盤となるであろう...
FLYING LOTUS / フライング・ロータス