J Dillaの楽曲のオーケストラ作品『Suite For Ma Dukes』で一躍有名となり、Flying Lotus最新作『You're Dead』にも参加した、ロサンゼルスの音楽シーンのキーパーソン、ミゲル・アトウッド・ファーガソンが所属する、カルテット・ファンタスティコのデビューアルバムが、遂にリリース!!シネマティックな即興演奏による全34曲、2枚組CDというヴォリューム。 『いままで、さまざまなアーティストから、この人の名前を聞いてきた。実際、レイ・チャールズからドクター・ドレにまで愛され、フライング・ ロータスやカルロス・ニーニョにも絶大な信頼を得てきたのだから、その才能は疑うべくもない。まだソロ作は一枚も世には出ていないが、 2015年は間違いなく、ミゲル・アトウッド・ファーガソンに注目が集まるだろう。その最初の一枚となるのが、カルテット・ファンタスティコ のフル・アルバム『Music For Dreams』。完全即興のスリリングな瞬間と、緩やかに流れる時間が共にある希有な音楽だ。』原 雅明(rings)
Quartetto Fantastico / カルテット・ファンタスティコ profile : Chris Woods+Paul Cartwright (violin) , Miguel Atwood-Ferguson (viola), Peter Peetee Jacobson(cello)の4人のメンバーによる弦楽四重奏。HIPHOP界の重鎮DR.DREからのオファーにより結成された。メンバーは、全員クラシック出身にも関わらず、完全に即興演奏で楽曲を創る異色のストリングス・カルテットである。
Miguel Atwood-Ferguson / ミゲル・アトウッド・ファーガソン profile : マルチ・インストゥルメンタリスト、アレンジャー、作曲家、プロデューサー。ジョン・レジェンド、ナールズ・バークレイ、ワイクリフ・ジーンからクインシー・ジョーンズやヘンリー・マンシーニ、そしてフライング・ロータスに至るまで、ミゲルはあらゆる録音の現場に参加した。その才能をソロ・アーティストとして開花させるべく、カルロス・ニーニョがフックアップし、ミゲルはLAのシーンにより深く関わるようになった。フライング・ロータスのレーベルBrainfeeder、Blue Noteからリリースも予定されており、いまLAでも最も注目を集めているミュージシャンの一人と言っても過言ではない。
