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★ジャズとピアノと聴診器-入江宏の残響 ジャズ・ピアニストとして、医師として生きた日々
★キース・ジャレットの「The Melody At Night,With You」を彷彿とさせるソロ・ピアノ集とセッションマンとしての作品集からなる2枚組
●コンテンポラリー、フリー・フォーム、メイン・ストリーム、そしてフュージョン…、日本のジャズが熱かった1970年代、ピットインやタロー(新宿)、エアジン(横浜・関内)などのライヴ・スポットにはいくつもの新星が交錯した。1974年に新宿ピットインにデビューした18歳の入江宏もそんなニュースターの一人だった。その後、ジョージ大塚、山口真文、神崎ひさあき、本多俊之、和田アキラ、ミロスラフ・ヴィトゥス、梅津和時、天野清継らとセッションを重ね、また横浜ジャズ・プロムナードの常連として、同時代のジャズ・シーンに確かな足跡を印した入江だが、現役の内科医としての医業と並行して行われたその演奏活動は、多くの人の耳に触れる機会に恵まれたとはいえなかった。そして、入江宏は、ピアニストとして、また医師として円熟期に足を踏み入れて早々病を得て、長い闘病生活を経て昨年世を去った。早すぎる死の直前まで持続された音楽へのふくよかな意思を記録したイノセントなソロ・ピアノ(Disk1)と彼がピアニスト、キーボード奏者として参加したレコーディング・セッションのコンピレーション(Disk2)からなる本作は、この40年の日本ジャズ・シーンのサイド・ストーリーであると同時に、知られざる名ピアニストが紡いだしなやかな音の軌跡である。(新譜案内より)
HIROSHI IRIE / 入江宏
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メモリアル・アルバム 1955-2014(2CD)
1,100円(税込)
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