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前作『Reality Testing』、前々作『Galaxy Garden』においてビートメイカーとしてその名を知られるところとなったノッティンガム出身のDJ/プロデューサー、ローンことマット・カトラーが、2年ぶりとなる通算6枚目のアルバム『Levitate』をリリースする。
前作におけるヒップホップとハウスを鮮やかに邂逅させたスタイルから一転、本作では自らのルーツでもあるレイヴ・サウンドに回帰。カレイドスコピックな音像はそのままに疾走感溢れるジャングル~ハードコア~アンビエントなサウンドを展開。
ライターズ・ブロックに行き当たり、病床に伏せているときに脳内を駆け巡った狂気のレイヴ・チューンをアイデアに、LAで?空とハイウェイの疾走感をイメージしながら制作したとの事で、そのエピソードも納得のエネルギッシュな作品に仕上がっている。
ノスタルジックかつデトロイティッシュなウワモノが印象的なジャングル「Alpha Wheel」(M-1)で幕を開けると、UKガラージ感全開の緊張感すら漲るブレイクス「Back Tail Was Heavy」(M-2)、ローンのシグネチャー・サウンドともいえる鮮やかなシンセ・ハウス「Vapour Trail」(M-4)、快感度高めのトランシーなコードに感涙もののドリルン・ベース「Triple Helix Mackiemix」(M-5)、神々しさすらにじみ出るアンビエント「The Morning Birds」(M-3)、「Hiraeth」(M-9)他、“真正印象派”と評されるローンが自らの殻を破りネクストフェーズに突入した全9曲収録。
※帯付き限定でボーナス・トラック(DLコード)を収録(帯裏に記載予定)!
Lone | ローン
ノッティンガム出身のDJ/プロデューサー、ローンことマット・カトラー。アンディ・ヘムスレーとのユニット、キッズ・イン・トラックスーツでの活動を経て 2007年にソロ・デビューを果たし、〈Dealmaker Records〉から『Lemurian』(2008)、〈Werk Discs〉から『Ecstasy & Friends』(2009)、そして自身が立ち上げた〈Magic Wire Recordings〉から『Emerald Fantasy Tracks』(2010)とコンスタントにリリースを重ね、享楽性の高いビートメイクで人気を博す。そして、〈R&S〉移籍後に発表した『Galaxy Garden』(2012)と『RealityTesting』(2014)の2作で発露した色鮮やかな新世代UKレイヴでブレイクを果たし、現行〈R&S〉の看板アーティストにまで登り詰めた。
女性ラッパー、アジーリア・バンクスへのトラック提供などプロデュース業も行いながら、2014年にはRed Bull Music Academy Presents EMAF TOKYO 2014へ出演。2015年にはフジロック出演で待望の再来日を果たし、2016年、6作目となる『Levitate』をリリースする。
LONE / ローン