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青葉市子とのDUOであるNUUAMMや寺尾紗穂の新譜へのゲスト参加、バンドではテニスコーツとの合作など、様々なコラボレーションでうたの可能性を探してきたGEZANのフロントマンであるマヒトゥ・ザ・ピーポーの五年ぶりのうたものの新作アルバムが遂にリリース!!
2014年リリースの『POPCOCOON』から実に5年ぶりとなるサード・アルバムがリリース。さらには、2019年4月にはフォース・アルバムとなる『やさしい哺乳類』のリリースも決定した。青葉市子とのDUOであるNUUAMMや寺尾紗穂の新譜へのゲスト参加、バンドではテニスコーツとの合作など、様々なコラボレーションでうたの可能性を探してきたシンガーソングライターとしての活動と、そして、2018年には今年屈指のオルタナティブ・アルバムとして評価も高い『Silence Will Speak』のリリースがあったGEZANの活動を経て完成した作品となる。
当サード・アルバム『不完全なけもの』は、寺尾紗穂、知久寿焼(ex たま)など、これまでの活動で出会い、音をつむいできた孤高のゲストが参加した8曲を収録。「平成がおわるまでにつくりたかった」とマヒトゥ・ザ・ピーポーが語る今作は、未来の視点から現代に贈られた、愛と皮肉が散りばめられた手紙のようでもあり、あたりまえの生活をSFの視点から詩的にとらえた作品になっている。アルバムは、全編をつうじて言葉に優しい眼差しが宿り、アコースティックな温もりのあるサウンド とヴォーカルの響きは美しい。そして8曲それぞれバラエティに富んだ楽曲は、アルバムにさまざまな 表情をあたえ、そのどれもが文学的な批評性をもっている。
アルバムの幕開けとなるM-1「Wonderful World」が穏やかにシネマティックな世界に誘い、続くM-2「HEAVEN SEVEN DAYS」でその世界はより明確な輪郭を描きだす。M-3「frozen moon」、先行MVが予定されているM-4「失敗の歴史」はアルバムのハイライトととも言える楽曲で、それぞれが心を揺さぶる言葉とメロディをもって聴く人に届くだろう。アルバムの後半は、前半とも異なる表情を見せていき、アルバムは最後の曲M-8「Holy day」の壮大な幕切れまで一瞬たりとも聞き逃すことをゆるしてくれない。
多岐にわたる活動、創作を経てたどりついたマヒトゥ・ザ・ピーポーの最新作は、そのシンガーソングライターの成熟、充実が感じられるマスターピースとなっている。
<参加ミュージシャン>
マヒトゥ・ザ・ピーポー(gt,syn,dr)
寺尾紗穂(piano、syn on tr.2,4,5)
カルロス(ba on tr.2,3,4,7,8)
ビートさとし(dr on tr.2,3,4,8)
山田碧(the hatch)(tb on tr. 4,5,6)
岡村基紀(odd eyes)(gt on tr.3)
知久寿焼(cho on tr.7)
マヒトゥ・ザ・ピーポー
2009年バンドGEZANを大阪にて結成。作詞作曲をおこないボーカルとして音楽活動開始。うたを軸にしたソロでの活動の他に、青葉市子とのNUUAMMとして複数のアルバムを制作。映画の劇伴やCM音楽も手がけ、また音楽以外の分野では国内外のアーティストを自身のレーベル十三月でリリースや、フリーフェスである全感覚祭を主催。また中国の写真家RenHangのモデルをつとめたりと、独自のレイヤーで時代をまたぎ、文化と関わっている。
2019年ははじめての小説、銀河で一番静かな革命を出版。GEZANのドキュメンタリー映画 Tribe Called DiscordがSPACE SHOWER FILM配給で全国上映開始。バンドとしてはFUJI ROCK FESTIVALのWHITE STAGEに出演。2020年1月5th ALBUM 狂KLUEをリリース、豊田利晃監督の劇映画「破壊の日」に出演し、全国上映が開始される。