■マリアマ・ジャロは1986年アフリカ・シエラレオネ共和国生まれ。1歳で母親の故郷ドイツに移住、幼少からクワイアで歌うなど音楽に親しみ、16歳頃にはオリジナル曲をアクースティック・ギターで弾き語るように。高名なナイジェリア系ドイツ人ミュージシャン/プロデューサー/社会活動家アデ・バンツーのプロジェクトに抜擢されたことで頭角を現し、ドイツ人ラッパーのカースやFreundeskreisのマックス・ヘレらと共演、ヴォルクス・ワーゲン・サウンド・ファウンデーションの特待生選出などを経て、2012年フランスのレーベルCinq7からアルバム『The Easy Way Out』でメジャー・デビューを果たした。
■2015年の10”EP『Moments Like These』は挟み、6年ぶりのスタジオ録音フル・アルバムがこの『Love, Sweat & Tears』となる。プロデュースはマリアマ本人とコディ・チェスナットらを手掛けたマニュエル・シュリントヴァイン。ジョルジョ・ディメ(dr)ら彼女がパリで出会ったミュージシャンたちがバックを務めている。涙のメタファーとして雨を歌った「Raindrops」といったメランコリックな楽曲からダンサブル・チューン、アクースティックなソウル・フォーク、エレクトリックR&Bまで多彩なオリジナル14曲を収録。
