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エウミール・デオダート。言わずと知れたブラジル人鍵盤奏者/アレンジャーの最高峰であり、古くはボサ・ノヴァの若きキャリアとして成功を収め、USに活動拠点を移した後には、ニュー・ソウル/ジャズの敏腕プロデューサーとしても開花。ソロはもとより、シナトラからクール・ザ・ギャングに至るまで、手掛けた多くの作品がマスター・ピースとして語られていることは言わずもがな。そんな世界的天才が、メロウ・グルーヴ路線の新作をリリース。2007年にブラジルでジャズ・トリオでのライブ盤を発表して以来、UKオリジナル・リリースとなる本盤は、あのCTIレーベルでのプロデュースを想起させる、ずばり80年代デオダート・ワークスへの完全回帰をテーマとしたメロウ・テイスト全開。これは往年のファンにはタマラない。
麗しいタッチのエレピ・フレーズで幕を開けるオープニング「Double Face」は、アル・ジャロウの粒立ちの良いヴォイスと絡む、先行シングルで話題にもなったハイライト・トラック。続く「I Want You More」は、ボサ・ノヴァを基調としたスタイリッシュなナンバー。♀vo.をフィーチュアしたノヴィセント・バンドとアルのコラボが甘美な世界へ誘う。タイトル・トラックM3は、90年代に活躍した懐かしい4人組シンガー・ロンドンビートと、ジョー・ザヴィヌルのグループにも参加するドラマー・パコ・セリーを迎えた濃い目のディープ・ファンク。
ウェザー・リポートの名曲をミディアムなボサ・グルーヴにアップデートした「Night Passage」、バンピーなファンク・ジャズ風のリメイクで聴かせるスタンダード「Summertime」では、CTI時代からの同志ジョン・トロペイのギターを絶妙にフィーチュア。再び、ロンドン・ビートのヴォーカル・トラック「No Getting Over You」、そしてノヴィセントとビリー・コブハムのドラムでバンピーなアレンジを施した「Rule My World」、朋友でもあるアイアートのパーカッションとオーケストラル・アレンジで独特の終焉感を演出する「Border Line」まで、まさにメロウネス・マエストロ、デオダートの業が随所に配されたドラマティックなコンテンツ。ゲスト・コラボレートの輪郭の間から響くデオダート・カラーの存在感に、改めて感服したい。
Double face (feat. Al Jarreau)
EUMIR DEODATO / エウミール・デオダート
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THE CROSSING
680円(税込)
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