残像残しに映り込む、懐かしい記憶のグラデーション。甘く揺らいでは煙る、滲んだ面影とその音色、うららかに再生された、追憶の灯火。host and tape待望のファーストアルバム。スペインはバルセロナ在住、Heine Christensenによるソロユニット。ghost and tapeというその名のごとく、古いテープを再生させた様なノイズ混じりの音が誘うまどろみは、アコースティック/エレクトロニカの中間をなぞる、完全なるローファイ指向の蜃気楼サウンド。トラック全体を覆うノイズのざらざらした質感、角の取れた生楽器と主張し過ぎない電子音との狭間に生まれるハーモニーが奏でる、至上のリラクシングデイドリーム!
