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Brian Eno『Music For Films』やOneohtrix Point Never、8ビットや70年代の壮大なプログレ的世界観。
John CageやLars Von Trierの実験的映画を思わせる徹底したコンセプチュアルな構造。
フランスの鬼才Arandelが放つ完全アナログ志向のSFエレクトロニカ快作。
■『Solarispellis』は2010年のArandelのデビュー・アルバム、『In D』に続く作品であり、その特徴的なキーボードは今回も作品全体に見ることができる(ミニマリストのゴッドファーザーTerry Rileyを思わせる)。ぼんやりとしたエレクトロニカから感情的なテクノ、そして目眩がするようなクラウトロックに至るまで―テンポやムード、テーマが 互いに絡み合い、単調な主音とコードにも関わらず一通り音楽領域を網羅している。
■『Solarispellis』には、はっきりとした ハーモニーの制限や、サンプルの利用を拒むといった理念が貫かれている。MIDIは使われておらず、デジタル処理やクオンタイズもなされていない。全て、 聴こえてくる音はアナログシンセサイザーによってレコーディングされたものだ。より機械的な方に傾くプロデューサーが人間的なタッチを加えるということは 欠点として捉えられるであろうが、Arandelの見解というのは現状のデジタルで処理されたエレクトロニック音楽の中では重要なものだと言える。
arandel - new album 'solarispellis' from InFine Music on Vimeo.
ARANDEL / アランデル