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伝統継承、再び。 サザン・ソウルの伝統を受け継ぐシンガー・ソングライター、アンダーソン・イースト。ステージで鍛えられたハスキーでソウルフルな声が、今宵も誰かの心を揺さぶる――2枚目のジンクスを打ち破る傑作『ENCORE』完成!
2015年にリリースしたデビュー・アルバム『DELILAH』で、サザン・ソウルの伝統を受け継ぐソウルフルなシンガー・ソングライターとして注目を集めた、アラバマ生まれ、現在はナッシュヴィルを拠点に活動するアンダーソン・イースト。前作をリリースして以来、文字通り”ロード・ウォリアー”の如くツアーを行い、その実力を磨いてきた彼が満を持してセカンド・アルバム『ENCORE』をリリースする!
「どの曲も本物のパフォーマンスのように聴かせたかった」と本人も語る本作のプロデュースを手掛けるのは、前作と同じくスターギル・シンプソン、ベック、ニッキー・レイン、シューター・ジェニングスなどを手掛けてきたデイヴ・コブ。 収録されているのは、カントリー・ブルース調の「King For A Day」からソウルフルな「Surrender」、ポップな「All On My Mind」、静かに歌い上げるバラード「Cabinet Door」、さらにウィリー・ネルソンのカヴァー「Somebody Pick Up My Pieces」など11曲。前作よりぐっと広がった音楽性は、自身の経験だけでなく、他のソングライターやミュージシャンと一緒にソングライティングを行った結果とも言えるだろう。
「たぶん、ストーリーを伝えたいと思う性質から来てるんだろうね」と語る彼が今回ソングライティングでコラボレートしているのは、エド・シーラン(「All On My Mind」)を始め、アヴィーチ(「Girlfriend」)、クリス&モーガン・ステイプルトン(「King For A Day」)、ナタリー・ヘンビー(「This Too Shall Last」)などの面々。さらに「This Too Shall Last」では、ライアン・アダムスもギターで参加している。「グレイトなストーリーを持っている人たちと一緒に何かしたいと思う」シーンの先輩たちとのコラボについてそう語るアンダーソンは、さらにこうも続けるのだ:「特に素晴らしい技をもった人たちとね」
昨年の殆どをツアーに費やしたアンダーソンだが、その中でもクリス・ステイプルトンのツアーでオープニングを務めたことは、彼にとって大きかったという。実際、アルバムの1曲目に収録された「King Of The Day」は、彼とのツアーから生まれた曲だ。アンダーソンによると、ある晩、ライブ後にクリス&モーガン・ステイプルトンの楽屋に呼ばれ、そこで一緒に曲を作ったという。「行ったら、もう最初の数行が出来ていた」と彼はその晩について語る。「真夜中だったんだと、そこから3人で、20分ぐらいで曲を作ってしまった」さらに笑いながらこうも付け加えた。「しかも全員、時間通りに会場を出ることが出来たんだよ」その晩の経験から、アンダーソンは自分が正しい方向に向かっていることを確信できたという。
アルバムのレコーディングが行われたのは、ナッシュヴィルの歴史的スタジオである、RCAスタジオ。新作の為に推定50曲を作ったというアンダーソン。しかしデモの為のレコーディングを行わず、ボイス・レコーダーに吹き込んだ曲の断片が多かったという彼にとって、デイヴ・コブのような”耳利き”の助けを得ることは、
デビュー・アルバムが高い評価を受けただけに、今作を制作する上でプレッシャーはあったかという問いに、アンダーソンはこう答えている。
「他人を感動させようと努力するよりも、まず自分自身がハッピーに、そして自分で自分に感心できるようになりたいという内なるプレッシャーのほうがすごかった」そしてこうも語るのだ。「自分がパフォーマーとして成長していることも、ライヴ・バンドとしての実力も付いてきていることも分かっていた。自分はただ、中身のある、純粋に音楽的なものを作りたかったし、さらに観客の前で演奏しながら探求できるスペースのあるものを作りたかっただけだ」
ツアーとライヴで最高のパフォーマンスを魅せることを信条とする、アンダーソン・イースト。アルバムの発売に合わせ、自己最大の規模でのヘッド・ライン・ツアーを行うことも既に決定している。ソウルフルな声に物語をのせ、今宵も彼はどこかのステージに立ち、誰かの心を揺さぶっているに違いない。
ANDERSON EAST / アンダーソン・イースト