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戦後70年あまり、ロシア・サハリン(樺太)では、多くの日本人が現在も暮らし続けている。
過酷な境遇を生き抜きいた彼らの顔、表情、そして、日々の営み──
ひとりの若手写真家が、現地で10年以上取材を続けて撮影し書き上げた、渾身のドキュメント。
・「樺連情報」(2019.8.1)にて紹介されました!
・憲法メディアフォーラムで紹介されました!
・後藤悠樹さんがサハリン州立美術館で写真展を開催!その様子がNHK全国ニュース(2018年10月)&BSNHK 国際報道2018(2018年11月)にて放送されました。
・9/25(火)NHKラジオ「ラジオ深夜便」に著者の後藤悠樹さんが出演されました!
・OPENERSにて紹介されました!
・「週刊文春」(2018.7.26号)にて紹介されました!
・日本経済新聞(2018.6.12朝刊)にて著者・後藤悠樹さんのインタビューが掲載されました!
・日本とユーラシア(2018.4.15)にて紹介されました!
・朝日新聞北海道版(2018.4.28)にて紹介されました!
・中日新聞(2018.4.16)にて著者・後藤悠樹さんが紹介されました!
・毎日新聞(2018.3.21)にて著者・後藤悠樹さんのインタビューが掲載されました!
・読売新聞(2018.3.17)にて著者・後藤悠樹さんのインタビューが掲載されました!
・北海道新聞(2018.3.13)にて著者・後藤悠樹さんインタビューが掲載されました!
・ほぼ日刊イトイ新聞にて紹介されました!
・NPO法人日本サハリン協会のWebサイトにて紹介されました!
なぜ多くの日本人が、戦後も祖国に帰れなかったのか?
今もサハリンに生きる何人もの日本人・日系人のもとに著者が何度も足しげく通い、
家族のように一緒に泣いたり笑ったり、実の孫のようにかわいがられながら関係を深め、
話を丹念に聞きカメラに収めた、彼女たちの波乱に満ちた苦しい過去、そして穏やかで平和な今の暮らし。
「もうあと10年もすれば、私たちはまたひとつの世代を見送ることになるだろう。
その時にはこの写真の持つ意味もはっきりと理解できるのかもしれない」
──著者あとがきより
解説: 玄 武岩(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 准教授)
ロシア語版解説 パイチャゼ スヴェトラナ(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 助教)
ブックデザイン: 川畑あずさ
後藤悠樹
後藤悠樹(ごとう・はるき)
1985年生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。NPO法人日本サハリン協会会員。
広告写真家のアシスタント、アパレルカメラマンを経て、現在写真館勤務。
2006年よりライフワークとしてサハリン(樺太)の撮影を始め、定期的に長期滞在を繰り返す。サハリンでは、1945年以前生まれの邦人家庭を中心に取材を続け、被写体に寄り添うようなスタイルで作品の発表をする。2014年には北海道大学の研究者との共同プロジェクトを発足し、2016年には、その成果物として「サハリン残留 日韓ロ100年にわたる家族の物語」(高文研)を刊行(写真を担当)。
近年の写真展には「春が来るまえに」(新さっぽろギャラリー、2014年)、「降りしきる雪、その一片が人を満たすまで あれから三年 ─ MOMEHT ─」(Juna21ニコンサロン、2013-2014年)などがある。
2016年よりユーラシア大陸最東端、チュコト半島での撮影プロジェクトを開始。