WALL OF SOUND / ウォール・オブ・サウンド

MARTY FRIEDMAN マーティー・フリードマン

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レーベル
ワードレコーズ
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
GQCS90389
通販番号
HMHR170526-109
発売日
2017年08月02日
EAN
4562387203666
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商品詳細情報

【国内盤】
【2017年8月2日発売】
よりヘヴィに、よりプログレッシヴに、よりエモーショナルに!マーティ・フリードマン3年ぶり通算13作目のソロ・アルバム『ウォール・オブ・サウンド』リリース決定!先鋭的ミュージシャンとのコラボレーションによって生み出されるスリリングなプレイと、日本人の琴線に触れるメロディが融合した傑作集!
【日本盤限定ボーナストラック2曲収録/日本語解説書封入】

元メガデスのギタリスト、マーティ・フリードマンのアルバム発売決定!
日本先行発売。

1990年に世界的人気のヘヴィ・メタル・バンドに参加、90年代を通して大きなセールスを打ち出した後、脱退。2004年から日本に移住し、プロデューサーや音楽評論家、タレントとしてマルチに活躍している、人気ギタリストのマーティ・フリードマン。彼が約3年ぶりに放つ、通算13枚目となるソロ最新作『ウォール・オブ・サウンド』がリリースとなる。

マーティ・フリードマンは1962年、アメリカのワシントンDC郊外の出身。父親の仕事の都合で西ドイツなどを転々とする中、14歳の時にクラスメイトと行ったKISSのコンサートに衝撃を受け、ギターを始める。10代後半、4年間ハワイのホノルルに住んでいた彼は、ラジオから流れる演歌を聴き、エモーショナルな歌声、メロディに大いに感化される。そしてギターで演歌の“こぶし”をコピーし、演奏に取り入れることによってオリジナリティを身につけた。1982年よりバンド活動を開始した彼は、1987年にカコフォニーを結成。2枚のアルバムと1枚のソロ・アルバムをリリースした後、1990年にメガデスに加入。『ラスト・イン・ピース』から『リスク』まで5枚のアルバム参加し、バンドの全盛期を支えた。これはメガデスの攻撃的かつ知的な音楽性に、マーティ独特のメロディアスなギターがもたらした結果であった。

 最新作『ウォール・オブ・サウンド』は、マーティのセルフ・プロデュースにより制作されたアルバムである。傑作と評価の高かった前作『インフェルノ』の制作途中から、「もうこれ以上のアルバムは作れないだろう」と感じていたという。前作で「やりきった」彼であったが、「何もないところから曲を書き始めたら、アイデアがどんどん湧いてきた。前作の制作での苦労で創造力が鍛えられたんだ」と語っている。

アルバムの冒頭を飾るのは、唸りを上げるプログレ・メタル的リフからエモーショナルで情熱的なギター・ソロへと展開していく「セルフ・ポリューション」。本作でも全編に渡ってマーティ独特のオリエンタルなスウィープ奏法、演歌的“こぶし”を効かせた唯一無二のビブラートなど、様々なテクニックが縦横無尽に駆け巡る。「ギター・プレイは相当進化したのにも関わらず、レコーディング自体は簡単だった」と、彼は言う。本作『ウォール・オブ・サウンド』は、わずか9日間で全てをレコーディングされ、短期間でレコーディングが出来たのは、1年以上かけて、デモ曲を作り続け、“弾く”よりも“聴く”ことを優先した結果であった。

 今回も多彩なゲストを迎えて制作された。2曲目「ソロー・アンド・マッドネス」には、オハイオ州シンシナティ出身のグラム・メタルバンド、ブラック・ヴェイル・ブライズのJinxxが参加している。Jinxxがバイオリンで作ったメロディをベースに、マーティが曲を作り上げたというドラマチックな一曲。

6曲目「プッシー・ゴースト」に参加しているのは、アメリカのブラックメタル/ポストメタルバンドで、マーティのお気に入りバンドのひとつであるデフヘヴンのシャイヴ・メーラ。マーティは「過去最高にアグレッシブな曲になった」と語っているように、ダークで攻撃的かつメランコリックな雰囲気も持ち合わせた独特な雰囲気を醸し出した楽曲となっている。

 本作で唯一ヴォーカルの入った8曲目「サムシング・トゥ・ファイト」はギターとサックスの絡みがスリリングな楽曲。この曲には前作『インフェルノ』にも参加したノルウェーのエクスペリメンタル・ジャズバンド、シャイニングのヨルゲン・ミュンケービー が参加している。

レコーディング・エンジニアはゴーストやアリス・イン・チェインズ、ラッシュなどの仕事で知られるPaul Fig。ミックスを手掛けたのはオーペス、ソイルワーク、パラダイス・ロスト、シンフォニー・エックス等々、数多くのメタルバンドを手掛けているスウェーデンの名手、イェンス・ボグレン。また、マーティのアイドルであるクイーンの作品や、エレクトリック・ライト・オーケストラの数々のヒット作でサウンド・エンジニアを担当したことで知られるベテラン、Mackにも2曲のミックスを依頼した。

 随所で日本人の琴線に触れるマーティ・フリードマンらしいメロディが聞こえてくると同時に、先鋭的なミュージシャンをゲストに迎え、様々な要素を取り込み、新たなプレイにチャレンジしていこうとする姿勢も見える意欲作。通算13枚目のソロ・アルバムにして、過去最高の傑作を作り上げたことは間違いない。

ソングリスト

  • 1. セルフ・ポリューション
  • 2. ソロー・アンド・マッドネス feat. ジンクス [ブラック・ヴェイル・ブライズ]
  • 3. ストリートライト
  • 4. ホワイトワーム
  • 5. フォー・ア・フレンド
  • 6. プッシー・ゴースト feat. シャイヴ・メーラ [デフヘヴン]
  • 7. ザ・ブラッケスト・ローズ
  • 8. サムシング・トゥ・ファイト feat. ヨルゲン・ミュンケービー [シャイニング]
  • 9. ザ・ソルジャー
  • 10. ミラクル
  • 11. ザ・ラスト・ラメント
  • 12. アンダートウ(ライヴ)?日本盤限定ボーナストラック 〔2015年9月10日 ニューヨーク/グラマシー・シアター収録〕
  • 13. インフェルノ(ライヴ)?日本盤限定ボーナストラック〔2015年9月10日 ニューヨーク/グラマシー・シアター収録〕