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JUDAS ISCARIOT、KRIEG以降XASTHUR、LEVIATHANと並んでUSブラック・メタル・シーンの中核を成すNACHTMYSTIUMのフル・アルバムとしは4作目。これまではプリミティヴ・ブラック・メタルでありながら徐々に実験的な要素を取り入れてきて、今やフランスと並んでUSブラック・メタルを最もアンダーグラウンドで注目を集めるシーンに成長させた立役者的存在だったが、今作はまさかの大変身を遂げた。陰鬱さと病的なヤバさ、鋭利な狂気はそのまま引き継がれたが、プリミティヴ性を捨てることでさらに表現が増幅。整然とした音創りに聴き易いリフではあるがその奥からギラつかせる狂気、ミステリアスでアトモスフェリックなキーボードによるエクスペリメンタルな世界構築との融合が音楽性の振り幅を拡散させたと同時に深みへともベクトルを向けたとんでもなく奥が深い作品となった。ブラック・メタルのスピリチュアルな面がこれほどまでに顕著に表れた例はなく、そう言う意味でも今作はブラック・メタルの可能性を大きく広げた金字塔となるべき作品でもある。今作ではNILEやDIMMU BORGIR、ANGELCORPSE、BELPHEGOR、GOD DETHRONED等に参加してきたTony Laureano(Ds)、MINSKのSanford Parkerが参加。ヨーロッパではCentury Mediaへの移籍作で、ここ日本ではDaymare Recordingsからリリース。日本盤にはボーナス・トラック1曲収録。
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