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曽我部をして、「天才!」と言わしめた香川在住のSSWが紡ぐ真夏のサイケデリア。8月14日・15日の2日間で収録したばかりの音源を緊急発売!和製ジョアンジルベルト orジルベルト・ジルとでも形容したい、最高の1枚に仕上がりました! <<島津田四郎くんのアルバムに寄せて>> お盆のめちゃくちゃ暑い香川県にて、島津田四郎くんのデビューアルバムを録音した。香川県坂出市のぼくの実家の2階、つまりぼくが上京するまでずっと住んでた部屋にて。まずうどんを食べてからレコーディングが始まる、「うどんセッション」と呼んでもいい2日間だった。 島津くんはギターを弾きながら、日記を書くようにつくった幾つもの歌をうたった。日々の叙景がねじれて、空にあんぐりと開いた夏の穴の奥に吸い込まれていくような。そんな不思議に爽快な曲たち。ぼくはこっそりとその音楽に対して「うどんサイケ」と、つぶやく。 それはどこかで、ジョアン・ジルベルトやジルベルト・ジルの音楽と通じている。 真夏の香川県はとても暑い。東京とはちがって暑さが近い。肩の上、すぐそのへんにある。太陽、雨降り、風、うどん、夜・・・自然はずっとぼくらを見張る。ぼくらがうたうのを見守っている。 「はだかでく〜さ〜むしり〜 孤独なファンタジ〜」とうたう田四郎くんは、ついに出てきた天才シンガーだ。今までは生い茂った草に隠れていた。 アルバムには20数曲が収録されているがどれにもタイトルはない。好きな呼び名で呼んでやってください。 曽我部恵一
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