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青山陽一、西村哲也、大田譲による伝説のバンド、グランドファーザーズ、1991 年の『BBB』以来じつに21年ぶりとなる、オリジナル・ラインナップによるニュー・アルバム!全編に漂う瑞々しさもすばらしい、なんとも痛快な復活作!
1984 年末に青山陽一と西村哲也の二人を中心に結成され、1985 年に大田譲が加入し、ムーンライダーズの鈴木博文主宰レーベル、メトロトロンから2 枚のアルバムをリリース。青山と西村という二人の“弾ける”個性派ギタリストを擁し、東京のライヴ・ハウス・シーンで絶大な人気を博したバンド、グランドファーザーズ(通称グラファン、もしくはGF’s)。当時、競演したアーティストはカーネーションやオリジナル・ラヴ、ロリポップ・ソニック(フリッパーズ・ギターの前身バンド)、ピチカート・ファイヴ等々。1992 年初頭に活動を停止し、青山はソロ・アーティストとして確固たる地位を確立、西村はソロ活動と並行して面影ラッキーホール等、様々なアーティストのサポートを、大田はカーネーションに加入し、20 年を経て伝説の存在となっている。活動休止以降、何度か再編はしていたものの、本格的に活動再開はしていなかったグラファン、まさかのニュー・アルバム(通算第3 作)が完成! 青山、西村、大田のオリジナル・メンバー3 人に加え、後期GF’s のサポートを務めていた夏秋文尚(ds)、棚谷祐一(key)、らが参加。ミックスは鳥羽修、ジャケット・デザインは当時の2 枚のアルバムも手がけている初期GF’s ドラマーの鈴木秀明という、すべてがオリジナルといった布陣での制作による堂々の復活作!
全員、現役バリバリのミュージシャンだけに、いわゆるオヤジ臭さは皆無。グラファンのトレードマークであり最大の魅力となる“一筋縄ではいかない”“ヒネクレ”感満載の、ルーツ・ロックに根差しつつも高度に洗練された刺激的かつ痛快なロック~ポップを聴かせる! 当時からのファンはもちろん、cero やシャムキャッツ、ペトロールズ、スカートといったアーティストのファンにもぜひとも耳にしてほしい!
初期GF’s のライヴの看板曲だった「Help My Soul」と、1990 年頃のライヴでたびたび披露されていた「オサラのノクターン」の2 曲は待望の初作品化となる。その他、西村が今回のアルバム用に書き下ろした楽曲や、青山が2008 年の再結成ライヴ用に書き下ろした楽曲等、全10 曲収録。
併せてオススメ!!
ライオンメリー「ボクはロックと同い年」(書籍)
(新譜案内より)
grandfathers