Here!

KETTLES

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レーベル
MAJIX
国(Country)
JPN
フォーマット
CD
規格番号
MJXC-0003
通販番号
IND9430
発売日
2012年05月23日
EAN
4514306011142
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商品詳細情報

バンド結成から早3年半。売れるのか?それとも埋もれるのか?じっとりと活動してきたKETTLESの勝負の一枚となるセカンドアルバム。

コイケとオカヤスの二人はKETTLESとしてのキャリアはまだ長くないものの、ミュージシャンとして10年以上活動をしてきている。初期衝動なんてとっくの昔に置いて来てしまっていてもおかしくないのに、この二人の音楽からは未だに初期衝動のエネルギーを感じてしまう。1stアルバムの「ビー・マイ・ケトル」にはまさにそのエネルギーが分かりやすく満遍なくちりばめられていた。その後、二人のライブを観に行ったのだけど、まさに人間そのものを吐き出している様な、愚直さと生々しさが溢れた躍動感のあるライブをしていた。

しかしこの2ndアルバム「Here!」は、その生々しさというより作品性としてのクオリティーを大きく高めている。KETTLESの音楽は奥行きとスケール感を増し、大きく飛躍しているのだ。冒頭4曲は1stの疾走感を受け継いだ様なパンクロックが矢継ぎ早に展開され、初めて聴いた人間にもKETTLESの勢いと唄心を理解させる要素が、十二分に詰め込まれている。

ただ何度聴いてもこのアルバムのハイライトは5曲目に収録された「忘れたくても」だ。KETTLES型シューゲイザーとも言えるこの曲は、その耽美的なメロディーと憂鬱なバンドアンサンブルが、Rideの"Vapour Trail"やThe Jesus and Mary Chainの"Just Like Honey"なんかを彷彿とさせる美しい楽曲だ。ミニマルに響き続けるオカヤスのコーラスとドラム、それを時に遮るように、時に寄り添うようにコイケがメロディーを紡いでいく。どの曲においてもオカヤスのコーラスが曲に奥行きと軽やかさやポップネスを吹き込んでいるのは、このバンドの確固たる魅力であり、このアルバムでは更に際立っている。

そこにパンクとしての愚直さを残せるのは、コイケの人間性そのものが音楽に溶け込んでいるからだろう。

この「忘れたくても」をきっかけにKETTLESのポップネスは形を変えて爆発する。それはKETTLESにとって実験的とも言えるシンセサウンドをフィーチャーした「ヤバイバイバイ(リミックスもラストに収録されている)」で顕著に表れている。このあとアルバムのラストまで、二人が今持っている引き出しを全部引きずり出してきたような、懐の大きさを感じざるを得ない展開。このバンドが持つ今後の可能性を無限に広げる楽曲群が、最後まで聴く者を掴んで離さない。

作品としての奥ゆかしさは大きく成長しているが、僕の気持ちの中でKETTLESの二人から「パンク」「初期衝動」というキーワードは切り離せない。おそらく愚直な人間がギターを鳴らし、歌っているというのが、ここまで音楽から伝わるバンドはなかなかいない。オカヤスがビートを刻み続ける限り、コイケがギターを掻き鳴らし言葉を吐き出し続ける限り、KETTLESの初期衝動は果てしなく続く。

解説:radioDTM 社長

 


新しい世界には
新しい音楽が必要で
ケトルスは新しい世界に鳴り響く
キラキラな光
真っ向勝負 
真っすぐ
ど真ん中
みんな聴いたらイイ!
---井口奈己(映画監督)

 

私は、2年前、出会った瞬間、恋をした。KETTLESに!!!ラブ。
そう、ヤカンすら、輝いて見えるくらい。
ニューアルバム「Here!」を聴いて、確信した。
ひや~~~、やっぱりこのバンド、
ヤバイバイバイ!!!!!
thank-you !
---Rindadada!(N'夙川BOYS)

 

忘れたくても...無理!ほんまヤバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイバイです~めちゃめちゃ素敵なnewアルバム!!!マジ最高や。ひゃ~
---マアヤLOVE(N'夙川BOYS)


のんびりあくびする人を見て幸せを感じるような、そんな音がする、と思って油断したら、噛みつかれた!まんまとやられたってこと?!
---沙田瑞紀(ねごとG)

 

「ザ・ブルーハーツのヒロトが THE TING TINGS をおっ始めちゃったらこんな感じになるのかもしんない!!!」KETTLES(ケトルス)を初めて観た時に、、、僕はこんな風に胸が高鳴り、いてもたってもいられなくなったのを今でも強烈に記憶しています。偶然にも観てしまった、ステージ上で音を紡ぎ出す彼らには『PUNKの衝動』、『POPという独創性』、そして何より『ROCK N' ROLLという魔法』、、その全てが備わっていました。僕が瞬時にして心の全てを奪われてしまった珠玉のデュオ『KETTLES』による、さらなる魅力が大!大!大!大!大爆発!!!の2ndフルアルバム『Here!』がリリースされるんだぜ、みんなヨロシク!!!
---ドラマー、マシータ ex-BEAT CRUSADERS, ex-NATSUMEN and more!!!

 

ケトルズってバンド名、悪くはないわね。けっして良くもないけど。ウフフ。あらやだ、手元の資料に目を通したら、ケトルスですって。スでもズでもどっちだっていいじゃない。紛らわしいわ。ウフフ。で、肝心の音源だけど、意外と良いわね。好きよ、こういう感じ。今まで100枚以上の作品にレビューを付けた私が言うんだから間違いないわ。ウフフ。長年音楽ライターとして批評をしてきたけど、中々出会ったことのないタイプだったから、思わずさっきニューヨークにいるサー●トンにMP3を送ったらね、彼から早速スカイプで連絡がきて、彼、第一声になんて言ったと思う?「what the fuck!」ですって。ウフフ。彼らしいコメントだわ。私が一つだけ声を大にして言いたいことは、日本みたいな小さなマーケットは無視して、そそくさと世界に視野を向けたほうがいいんじゃないかしら。期待してるわ。ウフフ。来週マンチェスターでノ●ルに会うから、彼にも聴かせてみる予定だけど、音源を聴いて彼がなんて言うか楽しみだわ。まさか彼まで「what the fuck!」なんてことを言ってこないでしょうね。ウフフ。
---勅使河原 れい子(音楽ライター)

 

(新譜案内より)

ソングリスト

  • 1.吹き飛ばしたら
  • 2.サンデームーン
  • 3.約束は覚えてる
  • 4.いらないもの
  • 5.忘れたくても
  • 6.ヤバイバイバイ
  • 7.飛行機
  • 8.ひとのたのしみ
  • 9.日が昇るまで
  • 10.ヤバイバイバイ(CHABE'S 21st. CENTURY POPHOLIC MIX)Remixed by CHABE(CUBISMO GRAFICO)