2,530円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
※デジパック
今年、最高のヒット作の一つとなるに違いない強力ピアノ・トリオの登場!!1970年生まれ、キャリアとすれば、ウイントン・マルサリスGのメンバーとして名前を上げ、実にあのIMPULSEでもアルバムを数作出している存在。その経歴は言わずもがなの立派なものといえますが、そんな中でも、本作は、彼のナンバー1の出来といって過言で無いでしょう。オープニングはベニー・ゴルソンの名曲"STABLEMATES"でスウィンギーにスタート。正にこの力まないのにハリのあるフレージング、グィッとくる4ビートにセンスが表れているというもの。いい、いい、本当に行けてます!!近頃、スウィングしても軟弱なものが多く力を感じるものに出会わなかっただけに、さすが、MAX JAZZ!という気もします。
これがメジャーに名前を張って来た中堅ところの力量ともいえそうですが、ソロ・フレーズには、数々のスタンダードナンバーの美味しいフレーズなども織り込んで、メロディも終始キャッチー。もともと、黒人的なゴスペルの温かいハーモニーも持っているだけにその名も"HYMN"と名づけられたバラード曲も素晴らしいです。
構成もよくラストまで聴かせ切ります。M6コルトレーンの26-2のイントロはドラムと一騎打ち!これは、もう・・・ライブで聴いたとしたら大歓声モノ。この2分間、ガッツンと大音量で聴きたい! 力強くスウィンギーで、かつリリカル。マルグリュー・ミラーのトリオ作とともにこのMAX JAZZのロング・セラーとなることも間違いないでしょう。
ERIC REED(p),RODNEY EHITAKER(ds),WILLIE JONES III(b)
ERIC REED / エリック・リード