2,420円(税込)
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2011年1月度WEB、店舗スタッフ推薦盤!!
デイヴ・リーブマンとオランダ人のリズム隊とのシンプルなトリオによるベルギーでのシンプルなライヴ音源です。コルトレーン・トリビュートということで所縁のある曲が並びます。力の抜き具合が妙に気持ち良いソプラノでの冒頭曲から燃え盛るテナーまで、少し前の録音ながら、今のリーブマンの無駄を削ぎ落とした凄みが存分に味わえる演奏だと思います。たまには大御所も聴いておかなきゃいかないなという1枚でございました。(JazzTOKYO佐藤)
アレック・ワイルダー、クルト・ワイルのコンポジションに焦点をしぼったツアーを繰り広げていたデイブ・リーブマン。その関連作品は、既に同DaybreakレーベルからCD化され、話題に。しかし、リーブマン自身には、その時、迷いがあったとか・・。” 何か違うことをやるべきなのでは・・” という感情・・・・・。しかし、その感情あって、こんな演奏がなされたのですから、この作品には、ジャズのドラマを感じずにはいられません。ベルギーのクラブでの快心の一夜の記録。
もともと、コルトレーンからは多大なる影響を受けて来たリーブマン。87年にはOWLレーベルから『Homage to Coltrane』をリリース。それからたびたび、コルトレーンのコンポジションには挑戦してきたリーブマンながら、それらの演奏とは、明らかに違うものが本作にあるとのこと。
リーブマン曰く、「ここに参加するMarius, Ericという強力なリズム・セクションを得て、特別なアレンジもせず、直球勝負で臨んだ」とのこと。それは「新しい試みはなくも、近年コルトレーンの曲を研究してきたそのものの反映であり、そのコルトレーンのマッシブな局面へのオマージュ」なのだとか。
そして、そのアーティスト自身の言葉がはっきり示しているように、本作は頭の部分から、強力な音が爆裂します。60年代初め、マイルス~コルトレーンで演奏されたAll Bluesでのソプラノを皮切りに小細工なしのブロウしまくりの演奏。名曲Mr. P.C.もテナーで迫力の演奏。文字通り、ふっきれた演奏家の演奏、と言えましょう。60年代の演奏からの甚大な影響から、あえてコルトレーン・ナンバーの演奏を避けてきた70-80年代半ばまで、80年代後半~の挑戦のステップ。そして、ここに、自身も納得の演奏が・・。2008年4月の躍動のリーブマンがいます!(新譜案内より)
■David Liebman(ss, ts), Marius Beets(b), Eric Ineke(ds)
DAVID LIEBMAN / デイヴ・リーブマン
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