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9月度WEB、店舗スタッフ推薦盤
前作『IN THE STILL OF THE NIGHT』が大きなヒットとなったデンマークのテナー奏者、ヤン・ハルベックによる最新ワンホーン作品が入荷いたしました!
今回も夜のムード満点のアートワーク。この落ち着いた雰囲気がカッコいいんです。ベン・ウェブスターらのバラード・プレイに影響を受けたというハルベックですが、この年齢でそうしたジャイアントたちの風格を既に身に着けており、堂々とした安定感と、ジェントルな繊細さを持ち合わせた稀有なプレイヤーといえます。サブトーンを駆使した、適度なザラつきを有するマイルドな音色には、往年のテナーファンであれば一発で参ってしまうでしょう。本作では、前作に見られなかったアップナンバーにも挑んでおりますが、いかなるテンポでも安定したソロを吹けることを証明しております。
今年のモダン・テナー作品の頂点に位置するであろう傑作の誕生です!(Jazz TOKYO 吉良)
"ウォーキング・バラード"ヤン・ハルベック再び!
これはテナー好きなら最初のハーレム・ノクターンで一発で虜になるだろう。サブトーンを始めとする深みのあるタンギングと息遣いで、スモーキーでスインギーなテナーを操るヤン・ハルベック。ベン・ウェブスター、デクスター・ゴードン、ポール・ゴンザルヴェスらに影響を受け北欧を中心に中堅的な活躍を果たしてきたハルベックだが、初のリーダー・アルバム"In the Still of the Night" が2009 the Jazz Special awardの "Best Danish Jazz Record" を受賞。更に彼自身もDanish Music Awards 2009の "New Jazz Name" 賞にノミネート。本人も驚きの、まさにダークホース的存在としてジャズ界に賑わいをもたらした。同じメンバーで送る第2作 "Copenhagen Nocturne" は、ミディアム~スローな作品でまとめた前作と比べ、Sing Sing SingやToo Darn Hotなどアップテンポなナンバーも収録したスタンダード集。しかし、このアップテンポなハルベックも非常に良い。その、自由なソロやフレーズを含みながらも安定したビートは "ウォーキング・バラード" と呼ばれているとか。これはスタジオ録音ながら、殆どがファースト・テイクで収録。まだ30代ながら、既に風格と余裕を湛えたハルベック。推進力に溢れながらも威風堂々とした音楽を満喫できる。(新譜案内より)
■ヤン・ハルベック(ts)、ヘンリック・グンデ(p)、エスケ・ノレリッケ(b)、クレステン・オスグッド(ds)
JAN HARBECK / ヤン・ハルベック