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5月度WEB、店舗スタッフ推薦盤
スティーブ・キューンとスティーブ・スワローはアート・ファーマーのグループにて音楽的な出会いをはたした。その後、キューンはスウェーデンへの移住を経て再びニューヨークへ戻るとスワローとジャック・デジョネットを迎え、ECMレーベルへの初リーダー作「TRANCE」を記録した。キューンのキャリアのうえでもう1枚の重要作が「REMEMBERING TOMORROW」だ。ジョーイ・バロンとデヴィッド・フィンクによる本作はまさに時代性に反応しアップデイトされた「TRANCE」であった。そして遂にマンフレッド・アイヒャーは「TRANCE」~「REMEMBERING TOMORROW」の最新版の製作に取り掛かったのだ。ここにあるサウンドこそが、キューン・ミュージックである。ここ10年のキューンの活動の意味を本作でいとも簡単にけりをつけたのだから。スワローとキューンのあいだに在る豊かな音楽のストーリーは時として思い出噺として楽しくなりがちだが、ジョーイ・バロンのやんちゃな振る舞いがそんな二人に今を語らせる。ピアノ・トリオ・ジャズの新たな金字塔の登場だ。(新宿ジャズ館 四浦)
■Steve Kuhn (piano) / Steve Swallow (bass) / Joey Baron (drums)
STEVE KUHN / スティーヴ・キューン