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MANU CHAO、CHE SUDAKA、RADIO CHANGOファンにはお馴染みかつ、来日への期待度が2013年現在で最も高いバルセロナのメスティーソバンドの大本命、LA PEGATINAの4作目(でしょうか?)のフルアルバム!!!


作品ごとにメロディセンス、曲の展開力、アレンジ、祝祭感、そして演奏力など全てが化けていく彼ら。2011年にリリースされた前作で、ルンバ・カタラーナにおける最新型の一つの終着点かと思うほどに見事なルンバ、ラテン、スカと、バルセロナのシーン特有のヤンチャさ、ラディカルさを融合させてみせたと思いきや、今作ではそれすらも軽く飛び越えて大化けしていて、さすがと言う他ございません!!!






"高速ルンバ・パンク"とでも形容したくなる様な、モッシュやダンス必至の高速ルンバ・チューンは今作でももちろん健在ですが、全編的に哀愁度が増し増しになっており、T-4やT-5、T-7などを筆頭にルンバやフラメンコのむせび泣き要素を色濃く感じさせる曲や、T-8、T-10の様にイタリア勢の影響を色濃く感じさせるバルカン系ドタバタつんのめりナンバー等、前作では聴けなかった新境地も垣間見せてくれます。個人的なイチ推しはT-11のスカ/ルンバ・パンクナンバー。主観的過ぎてすみません!!とにかく最後まで飽く事無く、泣けて踊れて酒が進む贅沢な1枚。ゲストにはアルバムにバンドとして参加していたイタリアのバルカンブラス・バンド、BaciamolemaniやバスクのESNE BELTZA等が参加。CHE SUDAKA、BONGO BOTRAKO、AMPARANOIAファンや、ONDATROPICA、現行のスカやルンバ、クンビアファンにぜひオススメしたいです。全15曲収録。