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78年オクシタン・フィメール・フォークの秘宝盤唯一作がアナログ・リイシュー!
80年代にはMIQUELA E LEI CHAPACANSなる女性フォーク・ロック・トリオで少なくとも2作品を残し、サルデーニャ島やイエメン、モスクワ等へのツアーも経験したという 南フランスのオック語言語圏オクシタニアのシンガー・ソングライターMIQUELA。
ソロ名義で残した唯一作は、仏南部トゥーロンの学校の教室をスタジオ代わりに録音されたという全11曲。詩人/活動家IVES ROQUETAによるオック語専門レーベルVENTADORNからのリリースで、オック語フォーク・リヴァイバルの一環としても重要な一枚です。
ひとつひとつ言葉を置いていくような素朴で落ち着いたMIQUELAの歌唱を中心に、レコーディングも担当しベース、ギターでも参加したJEAN-MICHEL MARIOU、アレンジャーも務めたジャズ・コントラバス・プレイヤーDIDIER CAPEILLE (のちETRON FOU LELOUBLANのGUIGOU CHENEVIERとの活動も)ら地元のミュージシャンに加え、フランス語復興運動との結びつきも強いブルターニュのレーベルNEVENOEで多くの仕事を残すギタリストGILLES CARDON、そしてチェロやヴィオラ、ヴァイオリン、フルート、オーボエ、クラリネットなどで構成されるラングドック地方カルカソンヌのアンサンブルL'ENSEMBLE DES AMIS DE LA MUSIQUE DE CARCASSONE等がバックアップしています。
現在では消滅の危機に瀕しているともいわれる南部のロマンス語系言語オック語で紡がれる丁寧なアレンジメントによるクールなフォークロアの数々は、影響を指摘されるアシッド・フォークやフレンチ・ジャズ、ワールド・ミュージックETCなるジャンル分けには収まらない どこか中世の香りを残す陰影を描きながら独特の感触に満ちています。
MIQUELA