1964年ビートルズの快進撃は誰も止められない勢いの最中、全米3位まで上る大ヒットを記録。若者達に愛された曲があった。プレスリーの楽曲を手掛けているドク・ポーマス&モート・シューマンの名コンビが作った「サスピション」、エルヴィスを始め多くのカヴァーがあるがこちらが堂々のヒット・チューン。さらに同年「I'LL TOUCH A STAR」もチャート・イン。それらをフィーチャーした彼のファースト・アルバムで代表作がいよいよ登場。日本では当時「サスピション」のB面だった「いとしのジュディー」など人気の高かった曲がボーナス・トラックに加わった嬉しいCD化。
CD解説より抜粋----- ・・・そんなテリーの華々しい活躍ぶりは第2弾まで。第3弾の「虹をつかもう(FOLLOW THE RAINBOW)/ア・フール・ライク・ミー」(1964年12月新譜)は流行のマージー・ビート風ギター・サウンドをあしらいながらも全米で101位に終わり(9/12付)、HOT100入りは叶わなかった。これら3枚のシングルをアレンジしているのはレス・ポール&メリー・フォードのメリー(本名:IRIS COLLEEN SUMMERS)の弟でもあるボブ・サマーズだが、CRUSADERでのラスト・シングルとなった4枚目「A LITTLE BIT BETTER/HOPING」(ノン・チャート)はジャック・ニッチェがアレンジを手掛けている。・・・(上柴とおる)
