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埋もれた傑作74年4THが45周年記念でリマスター&ボーナス大量追加のシルヴァー・ヴァイナル仕様LP+3SACD+BLU-RAY+7"ボックス・リイシュー!
短命に終わった73年のBYRDS再結成によって一旦救われるも、起死回生の本作はリリース当時不調で76年には廃盤に。クラブどさ周りを余儀なくされていた不遇の時代のGENE CLARK。生きていればこの11月17日で75歳を迎えていた彼のバースデーを祝う45周年記念リイシュー企画が登場です。
復活をかけ(たものの結局失敗に終わっ)た74年のソロ4作目。こちらも当時ヒットすることはなかった71年名作ソロ1ST『GENE CLARK』をプロデュースした敏腕JESSE ED DAVISも随所で良い仕事をこなし、盟友CHRIS HILLMANやJOE LALAはもちろん、RUSS KUNKELやDANNY KORCHMAR、CRAIG DOERGEなどなど名うてのウェストコースト人脈やALLMAN BROTHERS BANDOのBUTCH TRUCKSら豪華な面々がバックアップ。こののち15年に亘るコラボレーターともなったプロデューサーTHOMAS JEFFERSON KAYEによるBRIAN WILSONやPHIL SPECTORを意識したというアレンジも冴えた本作はCLARK版『SGT. PEPPER』との異名も囁かれ、サイケデリック・ロック、フォーク、カントリー、ジャズ、ゴスペル、ソウル、R&B、ファンクの要素までを取り入れた地味かつ大胆な音作りが試行錯誤を感じさせるまさにフォーク・ロック・クラシックと呼べる一枚です。
当時評論家には温かく受け入れられたものの商業的なセールスは残すことができなかった本作ですが、リリースから40年経った2014年にはNEW YORK TIMES紙で「後から考えると『NO OTHER』は輝きを増してくる。このアルバムのおかげでBIG STARの『THIRD/SISTER LOVERS』や、LOU REEDの『BERLIN』などがロックのレパートリーとして再構築された」と賞賛され、さらにはオルタナティヴ・カントリー勢やBEACH HOUSEにFLEET FOXESといった現行アーティストによっても再評価を受け注目を浴びたことで、時を経た現在ではようやく「本作こそが最高傑作である」というCLARK自身が度々インタビューで明かし続けてきた認識が正しく広まることになりました。
豪華ボックス・セットは、オリジナル・アルバム楽曲8曲のABBEY ROADにおける最新リマスター音源を収録したシルヴァー・ヴァイナルLPとSACD (多くの「紙ジャケ」を手掛ける一九堂による日本製ヴァイナル・レプリカ・スリーヴ装)、さらにはBERNIE LEADONと共作しEAGLESに提供した72年のヒット曲"TRAIN LEAVES HERE THIS MORNING"の貴重なセルフ・カヴァー・ヴァージョンを含むアルバム・セッションからのアウトテイクやシングル・エディット等を収録したさらなるSACD2枚に加え、
アルバムの1974年オリジナル・ヴァイナル・マスター・トランスファーや2019年ステレオ・ミックス、初となる5.1サラウンド・ミックスまでを収録したHDオーディオ・リマスター音源、さらに2013年のGENE CLARKドキュメンタリー「THE BYRD WHO FLEW ALONE: THE TRIUMPHS AND TRAGEDY OF GENE CLARK」の監督も務めたPAUL KENDALLによるメイキング・ドキュメンタリー映像「THE BYRD WHO FLEW ALONE: THE MAKING OF NO OTHER」までを収録したBLU-RAY DISC、
そしてアルバムからの1STシングル"LIFE'S GREATEST FOOL"のシングル・ヴァージョンをA面に、"TRAIN LEAVES HERE THIS MORNING"をB面に収めた7"シングルを収録したファン感涙の仕様。
各種エッセイ、エクステンシヴ・ライナーノーツ、未発表フォト等掲載80ページ・ハードカヴァー・ブック付属。
GENE CLARK / ジーン・クラーク