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68年未発表ライヴ音源が発掘180グラム重量盤2LPアナログ・リリース!
68年5月3-4日、シカゴはELECTRIC THEATRE COMPANY公演を収録。
クレジットの残されていないベース・プレイヤーと、信頼するサイドマンCARTER C.C. COLLINSのコンガにバックアップされた20歳そこそこの悩ましく若きTIM BUCKLEY。頭に浮かぶアイデアを試すように歌い紡ぐ名演の一夜は、翌69年7月の『HAPPY SAD』で本格的にジャズへ、さらにはアヴァンギャルドな『STARSAILOR』へと舵を取ることになるTIMの、オールド・フォークな感触をモダンなイディオムで表出した純粋フォーク・シンガーな貴重な一時期を捉えています。
『HAPPY SAD』からの"SING A SONG FOR YOU"に"GYPSY WOMAN"、69年11月の『BLUE AFTERNOON』に収録される"HAPPY TIME"、さらに『HAPPY SAD』セッションでも残された2曲、ベトナム反戦も見据えたシヴィル・ウォー・バラッド"WAYFARING STRANGER"、FRED NEILの"THE DOLPHINS"に、
99年発掘の68年未発表マテリアル集『WORKS IN PROGRESS』でもお目見えした当時のアルバム用セッション楽曲"DANANG"や"THE FATHER SONG"、ポピュラー・ソング"HI LILY, HI LO"のカヴァー、また心の師FRED NEILが同年リリースしたばかりの名作『SESSIONS』からの"LOOKS LIKE RAIN"、同じくNEILの"ROLL ON ROSIE"や一発屋JAYNETTSのR&Bクラシック"SALLY GO ROUND THE ROSES"をベースにしたインプロヴィゼーションなどなど、
フォーク・シンガーとしてのTIMのルーツを際立たせるジェントリーでシンプルな名演ながら、もちろん一筋縄ではいかないカラフルでジャジーなTIMの音世界はすでにこぼれ落ちはじめています。
エンジニアBILL INGLOTによるマスタリング。長年のお抱えリード・ギタリストLEE UNDERWOOD、TIMの学友でもある盟友リリシストLARRY BECKETTらへのインタビューに基づいた 一連の発掘を手掛けるアーカイヴィストPAT THOMASによる注釈掲載インナー・スリーヴ。
TIM BUCKLEY / ティム・バックリー