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先月出た青江三奈が好調だ。実はライナーを頼まれて書いたのだけど、あの文章でボクの本当の気持ちが伝わったか、不安だ。なんとかしてこの作品の良いところを主張したいと思った訳だけど、力不足だったのではないかと心配しておるのだ。オリジナル盤ヴィクター作品を発売当時、目を輝かせながら聴いていた。なんてスバラシイのだろう、と繰り返し繰り返し100回ほど聴いたもので、その後のボクのジャズ人生にも少なからず変化を与えていると思うのだ。25年くらい前に、ボブ・ドローが金子晴美をプロデュースした作品で『I love New York』というのがあった。ボブ・ドローとの絶妙なデュエットが10代のうらぶれた少年の心を揺さぶっていた。その中で「I've got just about everything」がなんとも粋だった。そんな男、女のデュエット、それがこの三奈の作品でも十分聴けるのだ。これがいいんです。まずは三奈のハスキーな歌声を十分隅から隅まで味わってくださいな。そしてフレディー・コールと至福のデュエット。そしてマル・ウォルドロンらをはじめとしたゴージャスな演奏陣の演奏。癖になってください。同時に、『パッション・ミナ・イン・ニューヨーク』も好評発売中ですわ。 (山本隆) ---------------------------------------- フレディ・コール、グローバー・ワシントンJr.、マル・ウォルドロンらをゲストに迎えたジャズ・アルバム!!1993年の渡米時にレコーディングされたアルバムを復刻。全編英語でジャズのスタンド・ナンバーを中心に歌っています。アレンジはマル・ウォルドロンが担当し、フレディ・コールとのヴォーカル・デュエットも実現。もちろん、大ヒット曲 "伊勢佐木町ブルース"、"本牧ブルース" の2曲も、英詞をつけてジャズ・アレンジで収録。"PASSION MINA IN N.Y." と共に中古CD市場でも高値がつく希少作品です。 ■メンバー: MINA AOE(VO), FREDDY COLE(VO), GROVER WASHINGTON, Jr.(SS), EDDIE HENDERSON(TP), JIM POWELL(TP), TED NASH(TS), JERRY BYRD(G), MAL WALDRON(P), GEORGE MRAZ(B), BILLY HART(DS), STEVE BERRIOS(PERC) ■解説: 山本隆 ■録音年月日: 1993年3月3日〜7日 ■原盤: ビクター(VICJ-182) ■デジタル・リマスター
[ 1993年録音 ]
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