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ソロ・リリースとしてのサンドラ・コリッソの目下新作(2011)は、映画をモチーフにしたコンセプト・アルバム。サンドラ本人のペンによる楽曲の凛としたメッセージを、必要最小限のシンプルなアンサンブルで綴る良質のアコースティック・アルヘンティーナ。敬愛するチャーリー・ガルシアの骨太なロックにインスパイアした表現や、フォルクローレに傾倒したアレンジも随所に垣間見える。ソロ・シンガーとして頭角を表しつつあるJULIAN VENEGASが2曲でゲスト参加。締めくくりのピアノ・ソロ・インストも清らかな余韻を残してくれる。
■SANDRA CORIZZO■
アルゼンチン第三の都市ロサリオに生まれ、唯一無二のセンスで若くしてミュージシャンとして頭角を表した女傑サンドラ・コリッソ。ヴォーカル/ピアノ/ギター/作曲とマルチな才能を発揮し、ホルヘ・ファンデルモーレ、ルーチョ・ゴンザレス、リト・ネビアといったアルゼンチン・モダン・フォルクローレやエクスペリメンタル系のアーティストから、ウーゴ・ファットルーソ、レオ・マスリアーらとも共演するなど隣国ウルグアイのシーンでも活躍の場を持つ。
美しくも一筋縄ではいかない独特の旋律を生み出すロックはスピネッタやペドロ・アスナールの女性版を想起させ、一方でアルゼンチン/ウルグアイの古謡/伝統音楽にも傾倒したサウンドも嗜むそのアーティスト性は、彼女の背景に豊かな音楽土壌があることを意味する。
SANDRA CORIZZO / サンドラ・コリッソ