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カルロス・アギーレが主宰するアルゼンチン・モダン・フォルクローレの雄シャグラダ・メドラからの2013年新作。
リト・ヴィターレ、ホルヘ・ファンデルモーレなどとも親交があり、アルゼンチン・フォルクローレ独特の美しさを重んじつつ、作曲/アレンジでオリジナリティも発揮するギタリスト/シンガー・ソングライター:マルティン・ソーサ。2003年にシャグラダ・メドラから自身のグループ:ロス・レプリカンテスを率いて「VOY」を発表して以来となる久々の作品。
アカペラと印象的なパーカッションが中心となったミニマムな音色のトラックから、カルチャライズ・ポップ調のセンスを感じさせるくだり、そして叙情的かつ研ぎ澄まされたアンサンブル、クラシカルなセンス漂うヴォーカル・ワークと実に多彩な表情をみせる、シャグラダ・メドラの作品中でも異色の1枚。ただ一貫して注ぎ込まれているのは、アルゼンチン・フォルクローレやカンシオンの伝統美に準えて、芸術性の高い楽曲組成と親しみやすいアレンジ。リスナーの中に深く刻まれる強いインパクトを持っているサウンドといえよう。
ゲストには、先述のホルヘ・ファンデルモーレ(Jorge Fandermole)をはじめ、キューバのジューサ(Yusa: bass)、パーカッションのフアンチョ・ペローネ(Juancho Perone)、ヴォーカリストのフアン・カルロス・バグリエッティ(Jaun Carlos Baglietti)、ジャズ系ベーシストのウィリー・ゴンザレス(Willy Gonzalez)も参加している。
無機質でいて不思議な温かさのあるアートワークや、M7,11ではスコアをブックレットに掲載するなど、装丁もシャグラダらしい一品だ。
MARTIN SOSA / マルティン・ソーサ