まるで“裏”ボブ・ドロー?な、極上のメロウ・ジャズヴォーカルの傑作が復刻。小粋なエレピを軸に、クルーナー・ヴォイスで歌われる小気味よいスウィング、ワルツにジャズサンバ満載の“粋”な逸品。 1980年代当時はカリフォルニアをベースに活動していた、ニュージャージー在住のSSW/鍵盤奏者、ドン・グレイサーが1980年に吹き込んでいた全編最高な名作『ドン・グレイサー (1980)』が復刻。カリフォルニアのローカル・レーベルに秘かに残されていたインディ作品ですが、Ray Brown、Shelly Manneなどの面子に加え、パーカッションはPaulinho da Costaという(意外にも)豪華な布陣で聴かせる、ヒップでスウィンギンでハッピー、そして時にメロウなジャズ・ヴォーカルの傑作に仕上がっています。注目したいのは、やたらクオリティが高い楽曲群が、殆どドン氏のオリジナル曲が主体になっている点で、ソングライターとしての才能もズバ抜けています。さらには、ボブ・ドローを思わせるクルーナー・ヴォイスに、エレピを交えたメロウな演奏も絶品です。出だしのエレピの音色が心地良い「01.Strawberry jam」から溢れ出る雰囲気の良さに驚かされますが、Paulinho da Costaのパーカッションがひた走る「02.Love」、華麗なエレピとフルートが絡むジャズサンバの名曲「06.San Diego」、素敵な歌声でしっとり聴かせるスタンダード「08.All the things you are」、ウットリ&メロウなボサノヴァ「09.I want you everyday」に、愛妻に捧げたインストのワルツ「04.Carol」など、どの曲もクオリティが高く、アルバムとしての完成度もピカイチの、素敵過ぎる1枚です。(新譜案内より)
1980年代当時はカリフォルニアをベースに活動していた、ニュージャージー在住のSSW/鍵盤奏者、ドン・グレイサーが1980年に吹き込んでいた全編最高な名作『ドン・グレイサー (1980)』が復刻。カリフォルニアのローカル・レーベルに秘かに残されていたインディ作品ですが、Ray Brown、Shelly Manneなどの面子に加え、パーカッションはPaulinho da Costaという(意外にも)豪華な布陣で聴かせる、ヒップでスウィンギンでハッピー、そして時にメロウなジャズ・ヴォーカルの傑作に仕上がっています。注目したいのは、やたらクオリティが高い楽曲群が、殆どドン氏のオリジナル曲が主体になっている点で、ソングライターとしての才能もズバ抜けています。さらには、ボブ・ドローを思わせるクルーナー・ヴォイスに、エレピを交えたメロウな演奏も絶品です。出だしのエレピの音色が心地良い「01.Strawberry jam」から溢れ出る雰囲気の良さに驚かされますが、Paulinho da Costaのパーカッションがひた走る「02.Love」、華麗なエレピとフルートが絡むジャズサンバの名曲「06.San Diego」、素敵な歌声でしっとり聴かせるスタンダード「08.All the things you are」、ウットリ&メロウなボサノヴァ「09.I want you everyday」に、愛妻に捧げたインストのワルツ「04.Carol」など、どの曲もクオリティが高く、アルバムとしての完成度もピカイチの、素敵過ぎる1枚です。(新譜案内より)