【パット・メセニーに通じる心地よいギターワークに注目】 目下クリスクロスいち押しのギタリストがラージュ・ルンドではないだろうか。ニューヨークをベースに活躍しているこのギタリストのサウンドは透明感漂う心地のよいもので、どことなくパット・メセニーのプレイを彷彿とさせる。今回の新作ではピアニストのアーロン・パークスを中心としたリズム・セクションがバックアップを務め、彼らの軽快なビートを得てルンドのギターが縦横無尽のフレーズを紡ぎ出す。好調な彼のプレイに負けずとも劣らない魅力的なタッチを聴かせるパークスにも注目したい。 【聴きどころ】Track(2)「That It, Then?」 盟友パークスと生み出す魅力的なフレーズが印象的(jazzyellより) 【Member】 Lage Lund(g), Aaron Parks(p), Ben Street(b), Bill Stewart(ds) Recorded at Systems Two Recording Studios, Brooklyn, N.Y. on January 22, 2013
