2,750円(税込)
※5,000円(税込)以上買うと送料無料!新品でも中古品でもOK!
あのマンフレート・アイヒャーがいま最も押しているスイス出身のピアニスト「コリン・ヴァロン」、ECM レーベルから連続してオリジナル・アルバムを発表するなど、世界中から注目を集めるなか、10月に予定されている初来日公演を前に、2006年にスイスのローカル・レーベルから発表された幻のデビュー・アルバム『Les Ombres(影)』 を、ソングエクス・ジャズがリイシュー発売することになりました。
全曲オリジナルとなる本作には、ジャズ以外にも強く影響を受けた現代音楽、バロック、そして東欧のメロディーのアイデアを盛り込み、独特のサウンド・スケープをトリオのサウンドに構築することに既に成功しています。コリン・ヴァロンの音楽的な背景を知るうえでは、欠かせない重要作品をお聴き逃しなく。
1980年ローザンヌ(スイス)生まれのピアニスト、コリン・ヴァロンは11歳よりクラシック音楽を学びはじめたが、両親の持つレコードコレクションの影響でジャズに傾倒していく。18歳のときスイスのジャズ・スクールに入学。1999年に自身のトリオを結成しオリジナル曲を中心に活動を開始。ジャズ以外にも強く影響を受けた現代音楽、バロック、そして東欧のメロディーのアイデアを自作曲に盛り込み、独特のサウンド・スケープをトリオが生み出すサウンドに構築することに成功する。2006年にデビュー作『Les Ombres』(unit records)を発表、2007年には多くの名作を生み出しているスイスの老舗ジャズ・レーベル「hat ART」から『Ailleurs'』を発表し、現代性をも同居させるミニマリストである拘りが、ECMの創始者マンフレッド・アイヒャーの耳に留まることなる。2011年には民族紛争が途絶えないコーカサス地方を題材にした『Rruga』をECMから発表、同年に発表したアルバニア出身のシンガー、Elina Duni のQuartet でも重要な役割を担い、一挙に世界中から注目されることになった。2015年2月にECMよりリリースされたトリオ名義での3rdアルバム 『Le Vent』で更に高まることとなった。エレクトロニクスやポスト・プロダクションもなしで全曲自作。 巷のトレンドなど一顧だにせず、決然と我が道を進むその作風は強烈な現代性をも感じさせる。 『風の通り道』そう名付けられたアルバムに漂うのは本人が言うところの、あらゆる音楽に存在する「エッセンス」である。古楽や現代音楽に精通しニルヴァーナ育ちと公言するピアニストに、ECMが大きな期待を寄せている。(新譜案内より)
COLIN VALLON / コリン・ヴァロン