<リンダ・ロンシュタット:ミニ・バイオグラフィ> 1946年7月15日アリゾナ州ツーソン出身。'67年、アリゾナからカリフォルニアへ移り、スリーピースのバンド、ストーン・ポニーズのヴォーカルとしてデビュー。セカンド・アルバム『EVERGREEN VOL. 2』からのシングル「悲しきロック・ビート」が1968年になってトップ・テン入りのビッグヒットとなって一躍注目される。解散後ソロ・デビューし、後のイーグルスとなるドン・ヘンリーやグレン・フライらがバック・バンドとして彼女を支えていた。'74年のアルバム『悪いあなた(HEART LIKE A WHEEL)』からシングルカットされたタイトル曲が全米1位となり、'77年『夢はひとつだけ(SIMPLE DREAMS)』、'78年には『ミス・アメリカ(LIVING IN THE U.S.A.)』が全米アルバム・チャートのNO.1の大ヒットを記録する。その後も'86年アニメ映画『アメリカ物語』の主題歌で、ジェームス・イングラムとのデュエット「SOMEWHERE OUT THERE」や'87年エミルー・ハリス、ドリー・パートンとの競演アルバム『TRIO』、'89年ネヴィル・ブラザーズのアーロン・ネヴィルとのデュエット「DON'T KNOW MUCH」など多くのヒット曲をリリースした。90年代に入ってもジャズやメキシコ音楽などのアルバム・リリースやコンサート活動でさらにその音楽性を広げていった。2011年に故郷アリゾナの地元紙のインタビューで、病気などの理由により歌手活動からの引退を表明した。
