オメガトライブは、杉山清貴に替わり2代目ヴォーカリストにカルロス・トシキが抜擢され“1986オメガトライブ"として活動を開始する。彼らは「君は1000%」「Super Chance」などのシングル・ヒットを連発、カルロスの清涼感溢れる声質と日系ブラジル人3世というチャーミングなキャラクターで一躍スターダムに昇り詰め、1988年にカルロス・トシキ&オメガトライブに改名後、TVドラマ『抱きしめたい』の主題歌に起用された「アクアマリンのままでいて」が大ヒット、1991年3月に解散するまで多くの支持を集めた。カルロスはバンド解散後、カルロス・トシキ名義で作品をリリースしていたが、1994年に鷹橋敏輝と改名しシングル「FOREVER」、1995年にアルバム『Shake It Down』を発表。その後は健康上の理由で静養のためにブラジルに帰国、音楽活動を休止していた。しかし、デビュー30周年後の2017年にカルロス・トシキ&B-EDGEでライヴ・ツアーを敢行。東京、横浜、名古屋の会場は即ソールド・アウトし、変わらぬ歌声でファンを魅了した。
