ソニー・スティットをリーダーに迎えて、”サイドマン”として参加したセッション音源『Groovin' High』、『Atlas Blues: Blow!&Ballade』をベースにした『ART PEPPER Presents WEST COAST SESSIONS Vol.1』、さらには、ピート・ジョリー&ヒズ・ウエスト・コースト・フレンズと共にレコーディングした『Strike Up The Band』に未発表テイクを追加した『Vol.2』が今年2月にリリースされて話題を呼びましたが、その続編となる2タイトルが登場。
一方の第4弾は、『Funk 'N Fun』のタイトルでおなじみのトロンボーン名手ビル・ワトラスによる1979年3月26、27日のリーダーセッション。ラス・フリーマン(p)、ボブ・マグヌッソン(b)、カール・バーネット(ds)という当時のペッパー・グループのレギュラーメンバーにして西海岸を代表する名プレイヤーたちが脇を固めた素晴らしい内容。
ワトラスのオリジナル「For Arts Sake」でのダイナミックなアンサンブルも最高。また、ペッパーの”おはこ”スタンダード「Begin The Beguine」では、ワトラスによる超絶テクのボントロプレイをたっぷりと聴くことができます。「Funny Blues」、「Angel Eyes」の別テイクをボーナスとして収録。
Art Pepper (as) Bob Magnason (b) Carl Burnett (ds) Russ Freeman (p) Bill Watrous (tb) Recorded at Sage & Sound Los Angeles, California on 26, 27 March 1979
