 |
V.A. / FESTIVAL DADA PARIS 1920-23
CD / AVANT527 / 1,990円(税込)
1920年にツァラはパリへと移住、これよりパリのダダの歴史が始まる。パリのダダはツァラに、アンドレ・ブルトン、エリック・サティやフランシス・ピカビア といった芸術家が加わり誕生する。ツァラの到着を記念して、同年5月26日にカヴォー・ホールにてFestival Dadaを開催する。フランスにダダが誕生したこの日、ダダの過激なパフォーマンスに観客は大騒ぎとなり混乱の内にフェスティヴァルが閉幕するなど、波乱 に満ちた幕開けであった。
実際にパリのダダが活動したのは23年までの3年間と短い。その原因はツアラとブルトンの確執が表面化したイヴェントSoirée du Coeur à Barbe (髭の生えた心臓) (1923年7月6日) での出来事とされている。警察の介入にまで発展したツアラ、ブルトンの暴力事件が決定打となりブルトンが脱退、パリのダダはあえなく終焉を迎える。
本作は、パリにいたL.H.O.O.Q. (モナ・リザに髭を書いた作品) の頃のマルセル・デュシャン ‘Erratum Musical’ (「音楽的誤植」) を筆頭に、フランシス・ピカビア、イーゴリ・ストラヴィンスキー、エリック・サティなど、パリのダダフェスティヴァルを彩った音楽作品を収録。
|
 |
FRANCIS PICABIA / LA NOURRICE AMERICAINE
CD / AVANT526 / 1,990円(税込)
これは素晴らしい!! デュシャンらとニューヨーク・ダダを先導した詩人、美術家フランシス・ピカビアの音楽作品集。
印象派~キュービズム、ダダと変遷、数多くの作品を残すピカビアだが、音楽作品があったことはあまり知られていない。ピカビアは ‘La Nourrice Américaine’ の作曲にあたりエリック・サティに大きな影響を受けたという。この曲は、ツァラ、ブルトンらと活動を共にしたパリのダダ時代に演奏されていた曲で、3つの 音を永遠と繰り返す作品。早いヴァージョンと遅いヴァーションが用意されている。形式の破壊が生み出した異形のミニマル・ミュージックだが、気の遠くなる ほど不変と言う意味ではラ・モンテ・ヤングのそれと近い感覚だろうか。
|
 |
MARCEL DUCHAMP / MUSICAL ERRATUM + IN CONVERSATION
CD / AVANT525 / 1,990円(税込)
ニューヨーク・ダダの先導者Marcel Duchampの ‘Musical Erratum (音楽的誤植)’ (13年) を収録した貴重音源。ケージ 「偶然の音楽」 のインスピレーションとなった 「音楽的誤植」 はSub Rosa盤でお馴染だが、本作は弦を弓引きした81年のドローン・ヴァージョンを収録。硬質な音の線が線画を描く美しくも恍惚の世界は圧巻。30分程度の インタヴューを挟み、アヴァンギャルド極まりない非音楽的な音符の羅列による点描的ピアノ作品を収録。 |