【OLD ROCK】予約♪ DOORS 68年3RD『WAITING FOR THE SUN』が50周年記念で2CD+180グラム重量盤LPデラックス・エディション・リイシュー! 『HELLO, I LOVE YOU』モノ・ラジオ・ミックス7"も!

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2018.08.09

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ディスクユニオン OLD ROCK

68年3RDが50周年記念で2CD+180グラム重量盤LPデラックス・エディション・リイシュー!

衝撃の2NDから一転、ポップかつスリリングに展開し、アルバムとしてもバンド初のチャートNO.1ヒットとなった68年3作目。2度目の全米シングル・チャートNO.1となったスマッシュ・ヒット"HELLO, I LOVE YOU"はバンド初期65年の習作を元にした再録で当時のバンドからすると妙にポップでキャッチーな明るい楽曲となっており、また前2作に収録されたようなシュールレアル詩的な大作"CELEBRATION OF THE LIZARD"のセッションも試みられたものの納得のいくものに仕上がらず破棄、結果としてその一部である"NOT TO TOUCH THE EARTH"のみの収録となるなど、これまでの作品に比べて軽くポップに仕上がったことで新たなファン層を獲得することにも貢献。飛ぶ鳥を落とす勢いで爆進したDOORSが若者のカリスマ的存在から世界の中心へと上り詰めるきっかけとなった名作です。

ロマンティックで軽快なワルツ"WINTERTIME LOVE"、KRIEGERのフラメンコ・ギターが効いた"SPANISH CARAVAN"、恋人PAMELA COURSONに捧げた愛らしい"LOVE STREET"、楽観的な"WE COULD BE SO GOOD TOGETHER"にジェントルなピアノ・バラッド"YES, THE RIVER KNOWS"などなどヴァラエティに富みながらも3分間ポップス的な構成で聞かせつつ、とはいえ前述の"NOT TO TOUCH THE EARTH"の気迫に満ちた展開や、銃殺SEを挟み狂気のJIM MORRISONが顔を出す"THE UNKOWN SOLDIER"、呪術的パーカッションによる"MY WILD LOVE"などなど、DOORS特有のメランコリックさとある種の重苦しさ、そして緊張感も少なからず漂っているところが本作の胆でもありました。

オリジナル・マスター・テープからのBRUCE BOTNICKによる最新リマスター・ニュー・ステレオ・ミックスをフィーチャーした50周年記念デラックス・エディション。

またCDのDISC 2には、近年見つかったアルバムのレコーディング・セッションからのラフ・ミックス9曲と、68年9月17日のコペンハーゲン公演からのライヴ・トラック5曲からなる14曲もの未発表トラックを収録。最新アルバムからの"HELLO, I LOVE YOU"、"FIVE TO ONE"、"THE UNKNOWN SOLDIER"にデビュー作からのHOWLIN' WOLFカヴァー"BACK DOOR MAN"、71年『L.A. WOMAN』に収録される"THE WASP (TEXAS RADIO AND THE BIG BEAT)"を披露しています。