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動乱のハンガリーから亡命、西側に渡ったジョルジュ・リゲティは、ヘルベルト・アインメルト率いた西ドイツWDR電子音楽スタジオで電子音楽作品を制作している。ここに収録されている 「グリッサンディ」 (57年)、「アルティクラツィオーン」 (58年) はその頃の作品。「アルティクラツィオーン」 は、同じくシュトックハウゼンの下で電子音楽作品を手がけていた電子音楽の申し子ゴットフリード・ミヒャエル・ケーニッヒが手がけており、次第にノイズ音響へと変貌を遂げる様はWDR電子音楽スタジオの傑作と言える内容。なお前衛界のアナーキスト、リゲティはこの数年後、100台のメトロノームを用い混在するパルス・リズムを作品としたアヴァンギャルドの名作 「ポエム・サンフォニック」 を作曲している。
GYORGY LIGETI / ジェルジ・リゲティ