2,444円(税込)
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穢れをしらない妖精の歌声で生まれ変わったレディオヘッド、ベック、フレーミング・リップスなどの名曲たち。ささやかなぬくもりに包まれる可憐なカヴァー・アルバム!
■CDは日本のみのリリース、ボーナストラック1曲のダウンロード・コード付
シューゲイズ~ドリーム・ポップ・ユニット、トレスパッサーズ・ウィリアムのヴォーカリストとして長年活動してきた女性シンガー・ソングライター、アンナ・リン・ウィリアムズのソロ・プロジェクト、ロッテ・ケストナー。かつてケミカル・ブラザーズのアルバム『Push the Button』でヴォーカリストとしてフィーチャーされたことでも注目され、その可憐な歌声は欧米を中心に熱烈に支持されてきました。
本作はそんなロッテ・ケストナーの17曲入りのカヴァー・アルバムです。2013年にアルバム『Until』を作る際にKickstarterでクラウドファンディングを利用し、そのときに出資してくれたファンに対するリターンとして、ファンがリクエストした曲をカヴァーするという試みを行いました。リクエストされたカヴァー曲はEPとして定期的にリリースを重ね、その後2年間をかけ、最終的に録音されたカヴァー曲の数は60曲にまで及びました。そのなかから17曲に絞りこまれたベスト・アルバムとしてリリースされたのがこのカヴァー曲集です。
シングルとしてもリリースされたニック・ドレイクの「Pink Moon」ではじまり、ベック、レディオヘッド、マジー・スター、スロウダイヴ、デペッシュ・モード、フレーミング・リップスと、ロックやシューゲイズのクラシック・ソングを中心に選曲。アコースティック・ギターのシンプルな弾き語りを中心に、その透き通った歌声によって、さまざまな名曲群がフォーキーで物憂げなロッテ・ケストナー流サッド・ソングに仕立てあげられました。イノセンス・ミッションのカレン・ペリスやマジー・スターのホープ・サンドヴァルを彷彿とさせる繊細で魅力的な歌声は、シンプルで静謐なアレンジだからこそ、より穏やかさと安らぎを届けてくれます。
LOTTE KESTNER / ロッテ・ケストナー
米シアトル在住の女性シンガー・ソングライター、アンナ・リン・ウィリアムズのソロ・プロジェクト。ドイツの文豪ゲーテの代表作『若きウェルテルの悩み』のヒロインからプロジェクト名はとられている。90年代末より、シューゲイズ~ドリーム・ポップ・ユニット、トレスパッサーズ・ウィリアムのヴォーカリストとして活動(2012年に解散)。ケミカル・ブラザーズの2004年のアルバム『Push the Button』収録の「Hold Tight London」でヴォーカリストとしてフィーチャーされた他、さまざまなアーティストの作品にゲスト・ヴォーカルとして参加。2008年に『China Mountain』でソロ・デビュー。2013年に『The Bluebird of Happiness』、2017年に『Off White』をアメリカのシューゲイズ・レーベルSaint Marie Recordsよりリリースした。ソロとしてはシューゲイズの過去やその影響から来る音楽的要素を持ちつつも、美しい多重レイヤーのヴォーカルを武器にしたアコースティックなフォーク寄りの音楽を作りつづけている。2017年に国内盤としてリリースされたカヴァー・アルバム『Covers』がロングセラー。