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見落とされていた珠玉のUKアート・ロック~ニュー・ウェイヴ! MONOCHROME SET、WIREなどのひねくれたニューウェイヴ・ファンからJOY DIVISION~NEW ORDER狂、FACTORY好きには無視できないサウンド、そしてこれまでカルトな存在だったことが信じられないほどのクオリティ!
英・マンチェスターで79年に結成され、89年まで活動したカルト・アートロック~ニューウェイヴ5人組。79年の1stシングルの “Downpour” はJOY DIVISIONのマネージャーであるRob Grettonがプロデュース。メジャーのLONDONレーベルからリリースされた2ndシングル “Climbing” ぐらいの頃までの初期の彼らは、MONOCHROME SETやWIREに通じるエッジのきいたサウンドとひねくれた感覚、BUZZCOCKSのような切なくキャッチーなメロディを持つニューウェイヴ~インディー・ギターポップであった。当時は 「少し温和なJOY DIVISION」 と例えられたりもした。
81年にはよりコマーシャルなサウンドを求め、NEW ORDERのバーナード・サムナーとA CERTAIN RATIOのドナルド・ジョンソンをプロデューサーに迎えエレクトロ・ポップへと進化したアンセミックなシングル、“The Great Divide” をリリースする。その頃にはNEW ORDERのライヴ・サポートを務めたり、Tony WilsonによってTV出演の機会を与えられたり、ハシエンダでライヴを行うなど、FACTORY RECORDSとも深い結びつきを持っていた。
ニューウェイヴ・ファンのみならず現在のUKインディー・ロック~アートロック系が好きな方にもルーツとしてぜひ聞いてほしいトガッたサウンド。本作は、彼らの結成から解散までの珠玉のシングル群に収録された全曲に、未発表デモ、セッション、アルバムのデモ・トラックなどのレア・トラックをたっぷり詰め込んで彼らの活動を網羅した2枚組・35曲入りの決定盤!
FOREIGN PRESS