1,100円(税込)
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東京激情ハードコア、langとFredelicaによる自主制作スプリット!!
主に東京は西荻窪界隈を中心に活動を続けている二組。先鋒のlang(ラング)はla quiete、Via Fondo、Suis La Luneといったユーロ激情の要素を感じさせるどこか寂しげでメランコリックな雰囲気でありながら血管ブチ切れんばかりの激バーストな楽曲だが、その根底にある日本語フォークの影響が隠し切れず滲み出ており、Vo.和田氏の歌唱法や文学的とも言える歌詞がそれを強く印象付けている。今回は彼等にしては珍しい1分半余りの短めの3曲で前半を一気に駆け抜ける。対するFredelica(フレデリカ)はimpulse recordsより2015年にリリースされた前作ミニアルバム『街灯』からの曲路線を引き継ぎ、カオティック要素ほぼ皆無のよりストレートでキャッチーかつどこか青臭さのある日本語ハードコアに磨きをかけ、バンドの持ち味でもある声質の違う3人メンバー全員による掛け合いボーカルがその怒涛の勢いを更に加速させている。NUMBER GIRLなどの和製オルタナティブさを感じられるミッドテンポな楽曲もあり、スプリットの後半を良い塩梅で締め括っている。両者3曲ずつで全6曲収録、どちらのバンドの「今」の形をしっかりと収めた好盤。激情という括りはあるものの、全てのパンク/ハードコア好きの方に是非手に取って頂きたい作品。
lang / Fredelica