~アーティスト・プロフィール~ 英国リヴァプール出身、カーカスは、元NAPALM DEATHのビル・スティアー(G,Vo)、ジェフ・ウォーカー(B,Vo)、ケン・オーウェン(Dr)により‘85年に結成された。‘88年、デビュー・アルバム「REEK OF PUTREFACTION」(邦題:腐乱屍臭)をリリース、その破壊的なサウンドと残虐な歌詞によって、一部のマニアの間でセンセーションを起こした。’89年、セカンド・アルバム「SYMPHONIES OF SICKNESS」(邦題:真・疫魔交響曲)をリリース、’91年、スウェーデン人の現アーチ・エネミーのギタリスト、マイケル・アモット(G)を加えて4人編成となり、サード・アルバム「NECROTICISM-DESCANTING THE INSALUBRIOUS」(邦題:屍体愛好癖)をリリース。’93年には正統派へヴィ・メタルへの歩み寄りを見せた4thアルバム「HEARTWORK」(邦題:ハートワーク)をリリースした。'94年マイケル・アモットの脱退後、元VENOM~CRONOSSのマイク・ヒッキーを迎え初の来日公演を行う。その後マイク・ヒッキーも脱退、新たにカルロ・レガダスを加え5thアルバムの制作に入るが、レーベル移籍に関して問題が発生し、それにともないビル・スティアーが脱退、カーカスはその歴史に終止符を打った。'96年、そのバンド分裂前に制作された5thアルバム「SWANSONG」(邦題:スワンソング)がリリースされた。その後、’08年、13年の月日を経て、ジェフ・ウォーカー、ビル・スティアー、マイケル・アモットを中心に、病気のケン・オーウェンの代わりにアーチ・エネミーのドラマー、ダニエル・アーランドソンを加えた4人編成で、ライヴ活動のみで復活を果たした。そして、オリジナル・メンバーであるジェフとビルにより、17年ぶりのスタジオ・アルバム「サージカル・スティール」が制作され、'13年9月に発表された。同年ラウドパーク13に出演、新メンバーにて来日を果たし、翌年14年には単独公演を行った。15年、ライドパークの15の参加が決まり、それに合わせ「サージカル・スティール」のコンプリート盤がリリースされる。
