A LETTER HOME [2LP + 6X7" + CD + DVD + BOOK + DOWNLOAD /LIMITED BOX SET]

NEIL YOUNG (& CRAZY HORSE) ニール・ヤング

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15,400円(税込)

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レーベル
WARNER
国(Country)
フォーマット
LP(レコード)
組数
2
規格番号
541532-1
通販番号
RY140502-NY-01
発売日
2014年06月02日
EAN
0093624939153
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商品詳細情報

【限定輸入デラックス・ボックス・セット】

セット内容:
●通常盤アナログLP
●VOICE-O-GRAPHから直接カッティングされたオーディオマニア向け180グラム重量盤
●通常盤CD
●実際のレコーディング風景やエンジニアのコメントなどを収録したDVD
●32ページ豪華ブックレット
●高音質音源ダウンロード・カード
●クリア・ヴァイナル7インチ6枚(6枚目にはボックス・セット限定のボーナス・トラック("BOB DYLAN / BLOWIN' IN THE WIND")収録

「俺が愛して、俺の人生を変えた数々の楽曲をカヴァーした、とてもユニークなアルバムだ。まるでタイム・カプセルのよう、とでも言えばいいのか...、ここ最近のレコーディングとは全く違うサウンドが出来上がっている」 ─ ニール・ヤング

ロック・シーンにおける孤高のカリスマ、NEIL YOUNG。数々の名作を世に送り出し、今なお精力的に作品を発表し続ける彼が、ライヴ・アーカイヴ・シリーズ最新作となったライヴ・アルバム『LIVE AT THE CELLAR DOOR』の発表から約5ヶ月、早くも新たな作品を発表する。ナッシュヴィルにある現代の鬼才JACK WHITEが所有するスタジオでレコーディングされ、その昔ながらのぬくもりに満ちたサウンドと共に、NEIL YOUNGという鬼才が愛した数々の楽曲たちをカヴァーした作品。JACK WHITEもプロデュースだけではなく実際に2曲でその歌声を披露しています。

この作品は、JACK WHITEが所有する1947年産の歴史的レコーディング・ブース、VOICE-O-GRAPH(ヴォイスオグラフ)にてレコーディングされている。このヴォイスオグラフとは、電話ボックスとほぼ同じ大きさのレコーディング・ブースで、その中でレコーディングされた音源がその場でアナログ盤としてカッティングされていく、というもの(ジャケットに映っているNEILが入っているボックスが、このヴォイスオグラフだ)。昔は各地の観光地に置かれ、観光の記念に人々がこのブースに入ってメッセージをアナログ盤に書き込む、といった使われ方をしていたこの小さなレコーディング・ブースをJACK WHITEが購入、整備し直し、自分の所有するスタジオに置いたものだ。

この歴史的なブースでレコーディングされた今作に対し、NEIL YOUNGは「今では知っている人の方が少ないであろう昔の技術でレコーディングされていた数々の名曲達をカヴァーした作品だ。ヴォイスオグラフを使ったことで、今はもうなくなってしまった音楽というものが持っていたエッセンスを再び捉え、世に送り出すことができたんだ」と語っている。一発録りで一曲づつ、モノラルでレコーディングされていったこの作品には、ヴィンテージなフォーク作品達にあるあの固有のプリミティヴさ、そして暖かい感触が脈打っているのだ。

ここに収録された楽曲達は、NEIL YOUNGが自ら選んだ楽曲で、彼にとって非常に大きな意味合いを持つ楽曲ばかり。1972年にNEILが発表した『NEEDLE AND THE DAMAGE DONE』を作るうえで非常に影響を受けたという、イギリスのフォーク・アーティスト、BERT JANSCHの"NEEDLE OF DEATH (邦題:死の針)"や、BOB DYLANの"GIRL FROM THE NORTH COUNTRY"、WILLIE NELSONの"CRAZY "、DON EVERLYの"I WONDER IF I CARE AS MUCH"、BRUCE SPRINGSTEENの"MY HOMETOWN"といった過去の名曲達が多数収録されている。実際にNEILがヴォイスオグラフの中でパフォーマンスしている映像を使った「死の針」のビデオは、以下で観覧可能だ。

今作は、NEILが彼の母親に綴った手紙の朗読で幕を開ける。彼の個人的な現在の状況を母親に伝えるこの手紙の朗読が、このアルバムの色合いと雰囲気を決定づけていると言えるだろう。アナログ盤でのB面1曲目でも再びこのメッセージが収録されており、そこではこのアルバムに収録する楽曲を選んだ理由が綴られている。この作品の本質は、タイトルが示している通り「家への手紙」であり、非常にパーソナルで表情豊かな作品となっているのだ。そのレコーディングの手法、楽曲の流れ、そこで鳴らされる「音」、全てがリアルで、生々しい感情に満ち溢れている。